販売商品 product

品番:X-1624

価格:売却済

赤沢露石 蓋置

京焼で有名な赤沢露石の得意とする交趾焼の作品で黄交趾の 蓋置 です。
保存状態 も良く、共箱 も付いており、昔の 職人技 が冴える 逸品 です。
著名な作家ですが、あまり使われない 茶道具 で、お求めやすい価格の品物です。

抹茶道具ですが、最近では抹茶道具でも 煎茶道具 にも使われ、茶の湯 の一つの世界の 諸道具 として扱われているようです。中国茶や日本の抹茶道具、煎茶道具、の区別なく世界がグローバルな時代が訪れてきたように思われます。

この作品はお店で販売している安価な品物で、ホームページ上では販売しておりませんが紹介させて頂きます。
店頭では二千円から一万円までの楽しいアンティークの品物を沢山販売しておりますので、是非ご来店くださいませ。

赤沢露石先生の説明を少しさせて頂きます。
赤沢家は京都に本山をもつ妙心寺の開山である関山慧玄の上洛に同行し以後、代々行者として江戸末期までその一家を成す。
明治維新 以後、廃仏毀釈により、行者の職を失い、以後、絵画、陶芸に携わる。

初代[編集]
初代は赤沢華峯(赤沢元次郎)。田能村直入に 南画 を習う。五条坂において画の指導を行う。のちに転じて陶芸に携わる。

二代[編集]
二代赤沢露石(赤沢修三)は、初代元次郎の子。華峯の跡を継ぎ、露石と し、陶芸 に携わる。昭和18年に技術保存認定を交趾焼の作品により認定。京都伝統陶芸家協会の設立に携わり、同協会会員となる。

三代[編集]
三代赤沢露石(赤沢静尾)は、二代修三の妻。若くより茶の湯に親しみ、家業を助ける。京都伝統 陶芸家 協会会員。

四代[編集]
四代赤沢露石(赤沢正中)は、二代修三の孫。線文様をモチーフにした近代的な交趾焼により日本工芸会正会員となる。京都 伝統 陶芸家協会会員。日本陶芸展第1回、第2回展入選。

五代[編集]
五代露石 赤沢嘉則は、4代正中露石の長男。モザイクをモチーフにした近代的な交趾焼により国際陶芸アカデミー(IAC)会員となる。

買取実績 PURCHASE RECORD

老舗骨董店の当店ならでは1000点以上の買取実績を写真入りでご覧ください。

面白い金工細工の名品の買取依頼を頂き、出張してお譲り頂きました。

写真が36枚あります。くわしくはこちら 時代は江戸時代頃のものだと思われます。昔の素晴らしい 職人技 が活かされた 逸品 で、当時でも高価な品物だったと思われます。飾り金具(留め金具)の鬼も 銘 が有り、小品ですが面白い象嵌細工が施されております。飾り金具に銘が有りますが、作者についてはよくわかりません。裏座は色合いが金のように思われますが、刻印 はありません。このような素晴らしい 名品 の裏座には金が使われていることがよくあります。饅頭根付は鉄地に 象嵌細工 や彫金細工が施されております。硬い鉄地にこのような綺麗な細工を施すのは難しく、伝承 された昔の職人技ならではの名品でこのような 骨董品 や 茶道具 は高価買取させて頂きます。最近では滅多に見られない非常に珍しい逸品です。緒締めは 瑪瑙 で出来ております。この作品は使用せずに 伝承 された名品で、未使用品の綺麗な状態で傷んでいる箇所は無く買取させて頂きました。 黒四分一 (金一分差し)  四分一 を40%と 赤銅 を60%合わせたものに、さらに金を1%混ぜた合金のことです。煮色仕上げで赤銅の青みがかった黒とは異なった黒色が得られます。この作品は四分一合金、別名 朧銀 とも言われている制作技術と同じように用いられる 技法 で、四分一合金とは色合いや質感が変わり、独特の優雅さが生まれ、一部の 愛好家 には特に好まれます。