販売商品 product

品番:X-1753

価格:売却済

李朝 高麗青磁 茶碗

この李朝陶磁器は李朝独自の味わいのある逸品で、発掘で出てきた品物です。
少し傷がありますが、李朝陶磁器独自の儒教的な宗教的魅力もあり、面白い 逸品 です。
高麗 青磁 独自の模様もあり、この時代の後期に作られた陶磁器と思われます。
壊れてなくて、尚且つ発掘品でなく、伝承 された作品なら非常に高価な 名品 です。
最近ではこのような李朝の 陶磁器 も殆ど見かけることも無くなり、貴重な逸品です。

李朝陶磁と一口に言っても、幅が広く、時代ごとに 李朝 の焼物は、大きな変貌をとげ、またさまざまな要素、性格を持っています。
その要因は、李朝という時代の長さ(1392〜1910)に尽きるのではないかと思われます。
少くとも制作する側、それを受容する側に儒教的な雰囲気が濃厚に漂っており、李朝陶磁の中には儒教的な背景が強く入っています。
その中から生みだされた焼物の特質を一言で言えば「清貧の美」で、それこそ李朝陶磁を極めて精神的なものに高めている所以であると研究者は勝てられております。
また高麗青磁は、高麗の代表的な 工芸品 であり、青磁は11世紀頃に宋の青磁の影響で製造が始まり、13世紀の元の支配下の高麗で発達しました。
青磁の青は朝鮮の空の青さを写したものだとも言われ、その独特な美しさは他に例を見ない逸品です。
それは高麗の陶工が、原料の土、釉薬、焼き方を工夫して生み出したものであります。
前期のものは模様がほとんどありませんが、後期になると象嵌で風物を描いたものが主流になりました。

買取実績 PURCHASE RECORD

老舗骨董店の当店ならでは1000点以上の買取実績を写真入りでご覧ください。

茶道具出張買取依頼を頂き、中川浄益の作品や抹茶道具、また煎茶道具をお譲り頂きました。

写真17枚あります。くわしくはこちら 十一代 中川浄益の建水です。シンプルな建水ですが、中川浄益の 伝承 された昔の職人技が冴える作品で買取しました。単純な模様ですが正確な彫金 技法 の彫りが 冴える 逸品 で買取ました。さすが中川浄益の作品で、小品ですが味わいのある 職人技 の風格が見られる作品です。採光の加減で白く光っておりますが、未使用品の建水で、共箱です。中国茶も日本の煎茶も同じような道具を使います。 中川 浄益について 千家十職 の一つ、金物師の中川家当主が代々 襲名 する名称。元々は越後国で 甲冑・鎧を作っていたが、二代目浄益以降の当主は浄益という名を継いでいおり、2008年に十一代浄益が没した後は空席のままです。錺師(かざりし)とも言われ、金工の精巧な 茶道具 を得意とし、優れた金工の技術を継承してきました。