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品番:X-1777

価格:売却済

宮﨑寒雉 蓋置

宮﨑寒雉の作品で、小品ですがさすが釜師の寒雉と思わせる 逸品 です。
裏千家 御家元の 花押 もあり、形や 図柄 にはさすがと思わせる昔の 職人技 が見られます。
綺麗な 共箱 も付いており、茶の湯 では好まれる作品です。
最近ではこの逸品のように 金工作品 の茶道具は、中国茶を飲まれるお客様にも喜ばれ、人気があります。
保存状態 も良く、未使用品に近い逸品です。

宮﨑寒雉は、代々その名が受け継がれ、当代では第14代になります。
初代は今から遡ること350年以上前、1633年の生まれです。
もともと鋳物業を営んでいた宮﨑家に生まれ、のちに京都へ出て釜作りを学びました。
その評判を聞いた加賀藩主・前田利常が、小松城造営の際に金沢へ呼び戻し、御用釜師として召し抱えられました。初代宮﨑寒雉は侘びの趣の強い釜を作り出し、数々の 名品 を作りました。
以来、現在までその名は受け継がれ、茶道 師として制作を続けています。

買取実績 PURCHASE RECORD

老舗骨董店の当店ならでは1000点以上の買取実績を写真入りでご覧ください。

掛軸の骨董品出張買取依頼を頂き、数本の掛け軸をお譲り頂きました。

写真5枚あります。くわしくはこちら この 掛軸 は本紙は 絹本 で、山水画 が描かれております。古い時代 にはこのような山水画が好まれ、多くの 名品 が残されており買取しました。この作者はそんなに 著名 な作者ではありませんが一般的に昔の人々には好まれる 図柄 で、愛好家 の方には人気のある作品で買取させて頂きました。この掛け軸は 日本画 で絹本に描かれておりますが、一般的に水墨画は紙本に、また着色された山水画は絹本に描かれているのが普通です。採光の加減で白く光っておりますが、ご覧のように 保存状態 の良い骨董品です。 この絵は日本画の山水画ですが、水墨画について少し話します。 中国で唐代後半に山水画の 技法 として成立したのが水墨画です。特に水墨画で描かれる山水画のことを水墨山水画と呼びます。墨のみで描かれる南宋画(水墨画)と、着色された山水画の北宋画があり、鎌倉時代に日本に伝わったのは北宋画です。宋元の水墨山水画が輸入されたことがきっかけで、独自の墨の特徴を生かした水墨画の文化が発達しました。