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品番:X-1778

価格:売却済

蒔絵 錫縁 香合

昔に作られた螺鈿細工の逸品ですが、丁寧な蒔絵に優雅な螺鈿細工が施された作品です。
江戸時代から明治時代に作られた漆芸作品で、長年の年月を経てきた味わい深い 香合 です。
螺鈿細工で長年使用されてきた作品ですが、保存状態 も良く、共箱ではありませんが合わせ箱が付いております。
ずいぶん昔の作品で、螺鈿 細工は技法が難しい逸品ですが、昔の技法が使われており、伝承 された 職人技 が見られます。
元々螺鈿細工は、奈良時代に唐から輸入され、平安時代には、漆芸の装飾 技法 として 蒔絵 との併用が流行しました。
其の後ヨーロッパとの貿易によって急成長して、ヨーロッパでは一つのステータス・シンボルとなり、非常に人気がありました。
そして江戸時代になっても螺鈿は引き続き人気がありましたが、幕府の鎖国により螺鈿職人は日本向けの商品に集中しました。
江戸時代から明治時代の螺鈿細工の基礎は、このようにして築かれました。

螺鈿の技法を説明させて頂きます。
主に 漆器 や帯などの 伝統 工芸に用いられる装飾技法のひとつで、貝殻の内側、虹色光沢を持った部分を切り出した板状の素材を、漆地や 木地彫刻 された表面に嵌め込む技法で、螺は貝、鈿は散りばめることを意味して、そのような方法で 工芸品 が作られました。
使用される貝は、夜光貝や白蝶貝、また黒蝶貝や青貝、そしてアワビ、アコヤガイなどが使われます。
奈良時代に唐から輸入され、鎌倉時代になると鞍の装飾として好まれ、室町時代になると中国の螺鈿細工の素晴らしい技術も導入されました。
そして、安土桃山時代には輸出用の漆器は南蛮漆器と呼ばれ、ヨーロッパとの貿易によって急成長を成し遂げ人気のある 工芸品 となり、其の後江戸時代の日本では鎖国により日本向けの螺鈿が主要の品物となり、現在の螺鈿細工の基礎が築かれて行きました。

買取実績 PURCHASE RECORD

老舗骨董店の当店ならでは1000点以上の買取実績を写真入りでご覧ください。

骨董品宅配買取で李朝陶磁器の花瓶をお譲り頂きました。李朝陶磁器は貴重な骨董品です。

写真4枚あります。くわしくはこちら この 染付 の 花瓶 は非常にセンスの良い逸品で、貴重な骨董品で買取ました。本歌なら江戸時代から桃山時代にかけてつくられた 骨董品 の 逸品 ですが、この作品は李朝陶磁器の中でも、江戸末期頃に作られた昔の 職人技 が素晴らしい李朝陶磁器ですが、とても人気があり買取しました。骨董品の中でも後づくりの作品ですが、この 陶磁器 はセンスの良い 陶芸 作品の李朝陶磁器です。綺麗な龍の 図柄 が描かれており、愛好家 のお客様には人気の 逸品 です。割れやヒビも殆ど無く 保存状態 の良い逸品です。 この作品は、競り市やオークションで買い受けた骨董品の陶芸作品ではありません。直接お客様より入荷した、うぶ荷と呼ばれる貴重な蔵出しの骨董品で、現状のまま販売しております。業界でうぶ荷と呼ばれる貴重な蔵出しの面白い骨董品です。お店で販売している安価な骨董品で、ホームページ上では販売しておりませんが紹介させて頂きます。店頭では二千円から一万円までの楽しいアンティークや骨董品を沢山販売しておりますので、是非ご来店くださいませ。