販売商品 product

品番:X-1780

価格:売却済

蒔絵 錫縁 香合

蒔絵 が綺麗な 香合 です。共箱 はありませんが合わせ箱に入っています。
昔の 職人技 が素晴らしい逸品で、丁寧に作られた作品です。
平蒔絵で丁寧に描かれており、長い年月を経てきた 逸品 ですが、保存状態 の良い漆芸作品です。
平蒔絵の中でも消し平蒔絵で作られております。
消し平 蒔絵 は、漆を使って出来るかぎり薄く絵を描き、その上に消し金粉と呼ばれる金粉を粉筒または真綿に付けて蒔きます。
漆の部分には全て金粉が付着し、蒔いた跡がはっきりと表れます。
漆が乾いたら、摺り漆をし再度乾かします。
この工程によって金粉がしっかり付着します。
漆が乾いたところで、完成となります。

この作品のような漆芸品は 保存状態 が大切で、漆器の保存の仕方を説明させて頂きます。
漆器 は非常に傷が付きやすいもので、タオル等の毛羽立ったものでの手入れは止めて下さい。
漆器のお手入れ専用の物があると一番です。
一般的な漆芸品は、耐水性はまあまあありますが、水につけるのは良くないと思われます。
濡れ手ぬぐいで軽く拭く程度で十分です。
お椀など食器類は水洗いできますが、一つ一つ洗った方が確実です。
また、洗剤の使用は避け、乾燥の際は直射日光は避けてください。
お使いの際にはあまり熱いものを急に入れると色焼けの原因となることがあります。
お椀をしっかりと温めてから入れてください。

買取実績 PURCHASE RECORD

老舗骨董店の当店ならでは1000点以上の買取実績を写真入りでご覧ください。

刀装具の小柄や鍔の骨董品出張買取依頼を頂き、金工作品の面白い鍔や小柄をお譲り頂きました。

写真が21枚あります。くわしくはこちら 最近では殆ど見る事のない江戸時代の 金工作品 の 逸品 です。小さな作品ですが、波に龍の 図柄 で、彫金細工 や象嵌細工が素晴らしい 小柄 で買取ました。荒波の地模様が 細密 で丁寧に施されており、龍の 象嵌細工 が一段と際立っており買取ました。また、龍の 象嵌細工 も荒々しい迫力のある昔の 職人技 が冴える作品です。長年の時代を経てきた風格が見られる作品で、ご覧のように、保存状態 の良い品物です。採光の加減で白く光っております。このような 骨董品 の 刀装具 の小柄、お譲り頂けます。 小柄について説明します。 日本刀の鞘に装着されている三所物のひとつで、緊急用の武器や日常使いとして使用されていました。小柄を装着するために 鍔 には半月形の穴が開けられ、鍔に当たらないように作られていました。初期の日本刀は、実戦向きに作られており、三所物は付いていませんでした。お洒落を楽しむようになった江戸時代には、彫金細工 や象嵌細工が施された 金工作品 と変わっていき、三所物の中でも一番目立つ小柄 は、特に精緻な装飾が施されるようになりました。