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品番:X-1807

価格:売却済

掛軸

この作品は大田垣蓮月の作品ですが、上に描かれた詩もなよなよと大田垣蓮月を模したように描かれており、本物ではなく 贋物 と思われます。
大田垣蓮月は非常に人気のある歌人ですが、掛軸や 陶芸 作品には多くの贋物があります。
書かれている 花押 落款 の蓮月の文字ももっと丸みのある穏やかな書体で、本物とは大きな違いがあります。
この水墨画も、紙本 に簡単に 風景画 が描かれておりますが、書き込み も悪く、優雅さも無く、南画水墨画 の良さが見られない逸品です。

大田垣蓮月とは、江戸末期から明治初期の歌人で、寛政時代に京都に生まれています。
実父は伊賀上野の城代家老で、養父は知恩院の坊官大田垣伴左衛門光古です。
幼少の頃丹波の亀岡城主松平家に奉公して、のち光古の養子望古と結婚したが、のち離別しました。
1819年光古の養子古肥と再婚しましたが、蓮月33歳のとき、古肥が病死したので剃髪されました。
蓮月は 若年 から歌道に親しみ、自詠の歌を彫った 陶器 も多く作っています。
歌風は平明温雅で幕末京都女流歌人の代表者でもあり、富岡鉄斎も若年のときに彼女の庵居に遊び、富岡鉄斎と連月合作の作品も多く残されています。
明治時代の明治8年に85歳で亡くなりました。

買取実績 PURCHASE RECORD

老舗骨董店の当店ならでは1000点以上の買取実績を写真入りでご覧ください。

櫛、簪、帯留めの骨董品宅配買取依頼を頂き、綺麗な櫛をお譲り頂きました。

写真が23枚あります。くわしくはこちら 材質は木製です。時代は、大正時代前後頃だと思われます。櫛だけの作品ですが、最近では稀に見る出来の良い 名品 で買取させて頂きました。綺麗な蒔絵や螺鈿細工が一面に施され、四季の花で飾られた 花籠 の図です。鮮やかな赤地に非常に丁寧に 蒔絵 や螺鈿細工が施され、昔の 職人技 ならではの 名品 で買取ました。蒔絵と 螺鈿 細工が相まって蒔絵の花にキラキラと輝く螺鈿細工が、一段と冴える 逸品 です。四季の花で飾られた花籠の華やかさの中に、上品で優雅さを感じる櫛です。銘が入っておりますが、作者についてはよく分かりません。採光の加減で白く光っておりますが、割れたり、欠けたりしている所は無く、蒔絵の状態も非常に良い 保存状態 の良い 骨董品 です。 櫛・簪、帯留について説明します。 櫛・簪、帯留には、漆芸作品や螺鈿作品、また 珊瑚 が散りばめられた作品がありますが、高級な品物は材料が べっ甲 で出来ており、保存状態 が大切で、防虫の対策が重要です。放置されたり、長年仕舞われたままですと、虫食いがありボロボロになりやすく、その様な作品は売却不可能な作品もあります。その点、金や銀で作られた 金工作品 は、虫食いは無く、細工が良ければ比較的高価です。