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品番:X-1834

価格:売却済

掛軸 大徳寺 一行書

大徳寺 明宗光佑の秋の季節にふさわしい 茶掛け の一行書です。
やはり大徳寺の茶掛けの 一行書 の掛軸は人気があり、このような高僧の書画は特に人気があります。
保存状態 も良く、表具も昔の 職人技 が素晴らしい逸品で、古裂が使われ茶の湯では人気の作品です。
高僧の書画には 水墨画文人画 も多く有りますが、やはり 茶の湯 で使われる禅語の掛軸が一番の人気です。
語意は、清風拂明月 明月拂清風(せいふうめいげつをはらい めいげつせいふうをはらう)という対句の後句です。
秋の夜分、明月と秋風は互いに主となり客となり、どちらが主体ということもない状態のことを指しています。このとき、月と風は一体となっていて、決して対立しあうようなものではありません。善か悪か、成功か失敗かという二元論ではなく、相手の中に自分を生かしていくという意味です。

買取実績 PURCHASE RECORD

老舗骨董店の当店ならでは1000点以上の買取実績を写真入りでご覧ください。

掛軸の骨董品出張買取依頼を頂き、数本の掛け軸をお譲り頂きました。

写真5枚あります。くわしくはこちら この 掛軸 は本紙は 絹本 で、山水画 が描かれております。古い時代 にはこのような山水画が好まれ、多くの 名品 が残されており買取しました。この作者はそんなに 著名 な作者ではありませんが一般的に昔の人々には好まれる 図柄 で、愛好家 の方には人気のある作品で買取させて頂きました。この掛け軸は 日本画 で絹本に描かれておりますが、一般的に水墨画は紙本に、また着色された山水画は絹本に描かれているのが普通です。採光の加減で白く光っておりますが、ご覧のように 保存状態 の良い骨董品です。 この絵は日本画の山水画ですが、水墨画について少し話します。 中国で唐代後半に山水画の 技法 として成立したのが水墨画です。特に水墨画で描かれる山水画のことを水墨山水画と呼びます。墨のみで描かれる南宋画(水墨画)と、着色された山水画の北宋画があり、鎌倉時代に日本に伝わったのは北宋画です。宋元の水墨山水画が輸入されたことがきっかけで、独自の墨の特徴を生かした水墨画の文化が発達しました。