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品番:X-1954

価格:売却済

樂吉左衛門(慶入) 盃

十一代 樂吉左衛門(慶入)の盃で、共箱 が付いております。
楽焼 は、轆轤 を使用せず、手とヘラだけで成形する「手づくね」と呼ばれる方法で成形し焼成した軟質施釉陶器です。
とても柔らかくて壊れやすい焼物ですが、ひび割れや欠け等無く、大切に使われていた逸品です。
この作品は、競り市やオークションで買い受けた作品ではありません。
直接お客様より買い受けた、うぶ荷と呼ばれる貴重な蔵出しの作品で、現状のまま販売しております。

十一代 樂吉左衛門(慶入)は、文化14年(1817)に丹波国の酒造家・小川直八の三男に生まれ、十代 旦入の婿養子となります。
弘化2年(1845)十一代 樂吉左衛門を 襲名 する。
嘉永7年(1854)に御所炎上で類焼しましたが、3年後には樂家を新築します。
安政3年(1856)西本願寺御庭焼(露山窯)に従事し、西本願寺21世明如光尊より「雲亭」の と「雲亭印」を授かります。
明治4年(1871)弘入に家督を譲って隠居し、「慶入」と号します。
明治23年(1890)に長次郎三百回忌の御茶会を催します。
明治維新 後の茶道低迷期の中、旧大名家の華族に作品を納めるなど家業維持に貢献しました。
明治35年(1902)逝去。

買取実績 PURCHASE RECORD

老舗骨董店の当店ならでは1000点以上の買取実績を写真入りでご覧ください。

堆朱楊成の漆芸作品の骨董品宅配買取依頼を頂き、素晴らしい蒔絵の逸品をお譲り頂きました。

この作品は堆朱楊成の作品で面白い 香合 です。堆朱楊成は、南北朝時代から21代続く彫漆工で、堆朱の 技法 を代々受け継いでいます。歴代の堆朱楊成の作品には、茶道具 や煎茶道具、硯箱 や香合、菓子盆などがあり、高価買取対象です。丁寧で 緻密 な細工が施され、優雅さが漂う素晴らしい彫漆の 逸品 は高価買取させて頂きます。この作品は非常に有名な 名品 ですが、傷んでいる処も無く、綺麗なので紹介しています。この作品は、競り市やオークションで買い受けた 骨董品 ではありません。直接お客様より入荷した、うぶ荷と呼ばれる貴重な蔵出しの作品で、現状のまま販売しております。業界でうぶ荷と呼ばれる貴重な蔵出しの面白い作品です。 このような平蒔絵や 高蒔絵 の説明をします。 平蒔絵には消し平蒔絵と磨き平蒔絵があります。消し平蒔絵は、漆を使って出来るかぎり薄く絵を描き、その上に消し金粉と呼ばれる金粉を粉筒または真綿に付けて蒔きます。漆の部分には全て金粉が付着し、蒔いた跡がはっきりと表れます。漆が乾いたら、摺り漆をし再度乾かします。この工程によって金粉がしっかり付着し完成となります。