買取実績 buy

面白い阿古陀香炉の骨董品売却依頼を頂き、写真をお送り頂き買取価格を決定して宅配でお譲り頂きました。

写真が30枚あります。くわしくはこちら
香炉 直径約 9.7cm 火屋を入れた高さ約 8cm
火屋 直径 8.2cm  高さ約 2.5cm 重さ約 62g

先に品物を紹介させて頂きます。材質は木製に蒔絵が施されております。この蒔絵の阿古陀香炉の時代は江戸時代から明治時代にかけてのものだと思われ、日本古来 より 伝承 された日本の蒔絵 技法 の素晴らしさが見られる名品でお譲り頂きました。ご覧のように 古い時代香炉で、昔の職人技ならではの優雅で 細密 な蒔絵が丁寧に施されておます。底部は、梨地 の蒔絵です。綺麗に彫金細工が施された 重量感 のある純銀製の火屋が付いております。非常に 保存状態 が良く、滅多にお目にかかれない 骨董品 で高価買取させて頂きました。採光の加減で白く光っておりますが、綺麗な状態で傷んでいる箇所は有りません。江戸時代の昔には、骨董品や 茶道具 は大名に仕える職人で、 を入れる事が許されず、このような昔の 職人技 が冴える 名品 が残っております。綺麗な合わせ箱が付いております。

阿古陀香炉について説明させて頂きます。「阿古陀香炉」と言われるのは、六葉形の姿が阿古陀瓜に似ているところからです。蒔絵の香炉が多く、五花あるいは六花形で裾が張り、大小さまざまあります。
元々平安時代の貴族が部屋や衣服に香を薫きしめる際に使用したものです。金銅製籠目透の火屋をかぶせた焚香炉で、本体は木製で 漆芸 細工で蒔絵が描かれた物が多くあります。香道では火取香炉とも呼ばれ、よくおこした炭団を入れて香席へ運び、聞香炉へ移していました。小さいものは、香枕の中にも使用していました。