買取実績 buy

骨董品売却依頼で白磁を集められている愛好家のお客様より、白磁の水注や白磁の諸道具を宅配でお譲り頂きました。

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注ぎ口と取手を含む横幅約 17.4cm 縦幅約 11cm 摘みを含む高さ約 12.4cm

先に品物を紹介させて頂きます。この 茶道具 は三代 三浦竹泉で煎茶道具急須 です。デザインがシンプルで使いやすい大きさの白磁の急須 で、ご覧の様な優雅で綺麗な形の 逸品 です。共箱・共布が付いており、大切に使われていた 煎茶道具 で、ひび割れや欠け等無く、非常に 保存状態 の良い品物で買取させて頂きました。この 急須 は日本の 煎茶道具 の急須ですが、色合いや模様が、外国の人々にも好まれ特に中国の人々にも人気があり、中国茶にもよく使われており高価買取させて頂きます。

三代 三浦竹泉 1900年(明治33)~1990年(平成2)初代三浦竹泉の三男で、京都生まれです。名を三郎(後に竹泉・竹軒)、 を篩月庵です。1921(大正10)年、兄2代竹泉早世と兄の子息幼少のため、3代三浦竹泉を 襲名 しました。1931(昭和6)年、4代庸蔵に 家督 を譲って分家し、「竹軒」と称し製作を続けています。陶芸作家の間では有名で 骨董品茶道具 を多く残しています。

水注(すいちゅう、みずつぎ)は、茶道、煎茶道または書道で使用される、水をつぎ足すための道具。茶道と煎茶道とでは使われ方が僅かに異なる。英語で jug(ジャグ)と呼ばれる。形状は、大きく分けて後手式:胴部の後ろに持ち手が付いた物と、上手式(提梁式):やかんのように胴体の上に取っ手が付いた物に分けられ、割手式:持ち手部のみが2本の金属線の物に分けられる。但し、金属製の物はほとんどなく、陶磁器 製で、華やかな形や絵柄の物が多いようです。中国渡来の伝世品が珍重されるのは、他の煎茶道具と同様です。茶道の水注は余りバラエティに富んでないのに対し、煎茶道のそれは「瓜式」「筒式」「四方式」「桃型」など形状は多種多様です。明・清ではもともと酒器だった物を転用したと言われ、目立って派手な物が多い。