茶道具宅配買取依頼を頂き、表千家一行書の掛軸をお譲り頂きました。
写真6枚あります。くわしくはこちら
表千家 十三代 家元即中斎大宗匠の自筆の 一行書 です。表千家の作品の場合は、購入された時から入っている箱(共箱)は大切な箱で、共箱 には表千家宗匠の自筆のサインと 落款 が押されています。共箱は、保証書も兼ねており、有る・無しで、買取価格は大きく変動します。この作品は 共箱 ではありませんが、表千家 十四代家元 而妙斎の識箱が付いております。表具も共箱も綺麗な状態で 茶会 では喜んで使われる作品だと思われます。写真をご覧のように、傷んでいる所も無く、 保存状態 の良い品物です。
即中斎について
即中斎は明治34年(1901)~昭和54年(1979)。表千家13代。12代惺斎の次男に生まれました。兄不言斎の逝去により、昭和13年(1938)に家元を 襲名。第二次世界大戦の最中、昭和17年に千家同門会を発足させ、昭和24年(1949)には財団法人不審菴を設立。現代における 茶の湯 普及と 伝統 の保持と いう組織機構の基礎を築きました。