坂高麗左衛門の茶碗の茶道具出張買取を頂きお譲り頂きました。
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この作品は坂 高麗左衛門の作品です。力作とまではいきませんが、山口県萩市の萩焼窯元、坂窯の当主が代々 襲名 している、陶芸作家として坂 高麗左衛門です。割れたり欠けたりしている処も無く、共箱で 保存状態 の良い茶碗で買取しました。初代より坂高麗左衛門と名乗り、2004年当時の坂窯当主、十二代高麗左衛門まで 窯 が継承されました。最近ではこのような 茶道具 は、買取価格は10万円以下になるでしょう。この作品は、競り市やオークションで買い受けた作品ではありません。直接お客様より入荷した、うぶ荷と呼ばれる貴重な蔵出しの作品で、現状のまま販売しております。業界でうぶ荷と呼ばれる貴重な蔵出しの面白い作品です。
坂高麗左衛門とは
坂窯は、毛利輝元によって萩に連れてこられ、兄李勺光と共に 萩焼 を創始した朝鮮人陶工の李敬を初代としており、三輪休雪の三輪窯と共に萩藩の御用窯を務め、萩焼の本流を代々受け継いでいた家柄であった。毛利氏が萩に城を移した後、萩城下松本村に開窯、二代藩主毛利綱広より“高麗左衛門”の名を賜る。以来、初代より坂高麗左衛門と名乗り、2004年当時の坂窯当主、十二代高麗左衛門まで窯が継承された。しかし、十二代の坂高麗左衛門が2004年7月26日に会合の後、酩酊状態で自宅に戻ったあと、自宅からの転落事故による脳挫傷のため突然死去し、以後約7年坂高麗左衛門の名跡は空位だったが、2011年4月に十一代の四女(十二代の義妹)が十三代高麗左衛門を 襲名 することになりました。