帯留めや櫛・簪の骨董品持ち込み買取依頼を頂き、昔の骨董品の簪を紹介します。
写真3枚あります。くわしくはこちら
時代は、大正時代前後頃だと思われます。材質は べっ甲 です。伝承 された 日本独自 の技術や 技法 が見られる櫛・簪の逸品です。可愛らしいデザインで、日本古来 の職人技の見られる櫛・簪です。一見、分かりづらいのですが、昔の 職人技 ならではの非常に丁寧な細工が施されている 逸品 です。実物は写真より 重量感 と存在感があり、実際ご覧頂くと結構立派な作品です。長年使われてきた痕がありますが、割れたり、欠けたりしている所は無く、綺麗な 保存状態 です。
櫛・簪、帯留には、漆芸作品や螺鈿作品、また 珊瑚 が散りばめられた作品がありますが、高級な品物は材料がべっ甲で出来ており、保存状態が大切で、防虫の対策が重要です。放置されたり、長年仕舞われたままですと、虫食いがありボロボロになりやすく、その様な 骨董品 は買取不可能な作品もあります。その点、金や銀で作られた 金工作品 は、虫食いは無く、細工が良ければ比較的高価に買取出来ます。