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中川浄益の唐銅の茶道具を紹介します。

11代中川浄益の建水で、高さ8.8×幅13.6cmです。千家十職 の一つである金物師で、室町時代より代々続いていましたが、残念ながら現在当主は空席となっています。元々は 甲冑を作っていましたが、初代が 茶道具 を手掛けたことから始まり、2代目以降優れた 鋳物 の技術を駆使し、銅・錫・鉛の合金である 砂張 の製法を発見し、精巧な茶道具の 名品 を数多く残しています。
中川浄益の場合、象嵌細工彫金細工 が丁寧に施された 金工作品 は高価買取対象です。どの作家の作品でも同じことが言えますが、長期間かかり 細密 丁寧に制作された作品は、短時間で作られた簡単な作品よりも高価に買取させて頂けます。また各お 家元 宗匠の好みの作品や 書付 の付いた作品はより高い値段がつきます。最近ではアジアのお客様に 煎茶道具 が人気で、銀瓶茶合茶托香合 などが高値で売却頂けます。一度、古美術やかたにご相談頂ければと思います。(No.16)