日本画の掛軸で大きな草花図を宅配でお送り頂きました。
写真が8枚あります。くわしくはこちら
全体 縦幅約 145cm 横幅約 105cm
本紙 縦幅約 49.5cm 横幅約 85.5cm
お寺よりお電話を頂き、使わない掛軸を売却したいとご相談を頂きました。お電話でお話しさせて頂いた後、メールで写真と寸法も書いてお送り頂きました。宅配でお送り頂き到着して見ると、保存状態 も良く、大きな日本画のお軸で寸法を書いて頂いたのですが余りにも大きく 上手 の逸品なのでびっくりしました。このようなお寺で使われていた骨董品の掛軸は、高僧 が書かれた 墨蹟 や仏書が多くあります。お寺にあるお軸としてはこのような 絹本 に岩絵具で絵が描かれていれば非常に高価な作品ですが、このような 構図 で描かれているだけでも高価な作品で珍しい美術品の掛軸です。
松村 景文は、京都画壇の日本の江戸時代後期に活躍した絵師で、四条派の祖・呉春の 弟子 で、四条派の発展に貢献しました。作風としては余白を増やし、柔和で淡白な絵が多くあります。また日本的 花鳥画 の写生を得意としました。古い時代の作品ですが、ご覧のように、状態の良いお軸です。
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