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高僧

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高僧 ( こうそう )

修行を積み、仏教の奥義に通じた徳の高い僧のことです。官位の高い、仏法に通じた偉いお坊さんのことをさします。

現代では住職や僧侶を広く指すあいまいな表現になっていますが、もともとは「和尚」と呼ばれる僧は、修行僧に仏法を教える師を指しました。
宗派によって「おしょう、わじょう、かしょう」などと読み方が異なります。
「法師」も、元は学識や経験豊かな尊敬される僧侶を指しました。琵琶法師などが広く知られています。

その他、寺の創始者や開山僧、大師、国師など、高僧を呼ばれる僧には様々あります。
中国の皇帝や日本の天皇は、高僧の業績をたたえるために、その死後に尊称を与えることがあります。
「大師」「国師」などがこれにあたります。
最澄の「伝教大師」、円仁の「慈覚大師」、もっとも有名なのが空海の「弘法大師」です。
臨済宗の開山に贈られるのが「国師」です。
他の宗派に送られることもまれにありますが、主に禅宗の僧に送られるのが「禅師」です。

天皇から下賜されたもの以外では、「上人」も高僧の尊称の一つです。
平安時代に諸国を行脚して民衆に布教、社会事業を行った「空也上人」などが有名です。
「聖人」は、宗派の開祖を呼ぶ尊称として多く見られます。
「老師」は高齢の僧、禅宗における修行僧の師を意味します。
「僧位」は、国家が僧侶に与えた位階のことで、絵師や仏師などの文化人、江戸時代には医師や学者などにも使われるようになりました。
「僧禄」は、日本では主に臨済宗で使われ、臨済宗全体の住職の任命権を握り、絶大な権力をふるいました。
相国寺の塔頭・鹿苑院(室町時代)、南禅寺の塔頭・金地院(江戸時代)がいます。

古美術やかたの店内写真

メディアにも多数ご紹介いただいております

TV出演お断りの理由は「古美術やかたの特長」や「買取のお客様必見」を詳しくご覧下さい。

日本一、歴史ある京都祇園骨董街にあります。

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店頭には買取商品を常時2000点以上展示販売しており、愛好家やコレクターの方が品物の入荷をお待ちです。

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是非、ご来店頂くか、ホームページをご覧下さい。
京都祇園で昭和56年に開業、長年の信頼と実績があります。

京都美術倶楽部大阪美術倶楽部鴨東古美術会京都古書組合東京古書組合に加盟しております。

お問い合わせ・買取のご相談

075-533-1956 11:00~18:00(定休日:月・火)

※ご予約の買取業務は定休日も行っております。

FAX 075-571-8648

買取は古美術やかたへ!老舗骨董店ならではの6つの技

買取商品一覧

  • 金工作品
  • 根付
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  • 煎茶道具
  • 刀装具
  • 印籠
  • 中国美術
  • 李朝
  • 鍔・小柄
  • 兜
  • 日本画
  • 古陶器
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  • 銀製品
  • 掛軸
  • 伊万里
  • 鉄瓶
  • 櫛・帯留
  • 浮世絵・版画
  • 骨董品の翡翠
  • 銀瓶
  • 仏画
  • 洋画
  • 骨董品の珊瑚

販売商品 PRODUCT

お買取りさせて頂いた品物はこのように価格表示してお店やホームページで販売、掲載しております。

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買取実績 PURCHASE RECORD

老舗骨董店の当店ならでは1000点以上の買取実績を写真入りでご覧ください。

蒔絵の香炉を骨董品持ち込み買取依頼でお譲り頂きました。

写真35枚あります。くわしくはこちら 時代は、江戸時代に作られた香炉で、重みと風格のある 名品 で買取ました。香炉 に書かれている銀象嵌の文字は「悠然見南山」で、「悠然見南山」(ゆうぜんとしてなんざんをみる)とは、東晋の詩人・陶淵明の詩「飲酒二十首 其五」の一節で、「東の垣根のそばで菊を採り、悠然とした気持ちで南の山を眺める」という意味です。この句は、世俗のわずらわしさから離れ、自然の中で悠々自適に暮らす心境を表しており、煩悩や妄想のない穏やかな精神状態を指します。字のごとく、晩年の 境地 を示しており、作品もこの句のように菊型の香炉で、周りには菊の花や葉が金地に味わい深く表現され、力強さや存在感があり、また日本ならではの優雅さが漂い、数寄者 が最後にたどり着く境地のような落ち着いた名品です。長年の歳月を経てきた重みを感じさせる香炉で、今では見られない江戸時代の味わいのある 職人技 が冴える 名品で高価買取させて頂きました。写真をご覧のように、香炉の底部から一輪の菊の枝が花や葉と共に伸びやかに描かれております。古い時代 から日本に 伝承 された江戸時代ならではの 図柄 や 技巧 が素晴らしい蒔絵で描かれており、現在の作家では見られない、存在感や迫力のある名品です。火屋は純銀で出来ており、「悠然見南山」のように菊型の丁寧な彫金細工が施されております。採光の加減で白く光っておりますが、写真をご覧のように、傷んでいる所も無く、 保存状態 の良い 骨董品 です。 高価な香炉なので香道について話します。 聞香とは、文字どおり、香炉から香りを聞くという意味合いで、嗅ぐのとは異なり、心を傾けて香りを聞く、心の中でその香りをゆっくり味わうという本格的なお香です。室町時代に確立した香道で、香木の香りを深く味わうには最適な方法です。香りを聞き分けて当てる"組香"で、伽羅・沈香など高級香木の香りも楽しめます。また六国の香りを聞き比べるのも、奥深く楽しいかもしれませんね。聞香には専用の道具も必要で、香炉 の持ち方や香の聞き方、作法はお香屋さんでお尋ねください。

アクセス

京都市東山区大和大路通新門前上ル西之町197番地