買取実績 buy

骨董品買取で日本画の熊代 熊斐の掛軸をお譲りいただきました。

お客様の声

考えてみれば富山県は昔から北前船の中継地点でもあり、当家も古くから続く家柄で昔の話ですが、富山県滑川市の中川河口一帯の北陸街道の宿場町で商売をしていたと聞いていましたが、生前、両親からは、骨董品のことはまったく聞いておりませんでしたので、これが一体いつ頃、誰が作ったものなのか、さっぱり分かりませんでした。素人の私にも良く分かるように説明して頂き、とても感謝しています。おかげさまで、納得して手放すことができました。お電話で、丁寧に対応いただき、ありがとうございます。こうした古美術骨董店を利用するのは初めてでしたが、とても丁寧にご説明いただけたので安心できました。残りのものにつきましては、整理がつき次第、また売却したいと思いますので、改めて電話しさせて頂きます。よろしくお願いします。

=======================================================

買取例の説明

熊代熊斐の作品でも水墨画で、若年の簡単に書かれた作品で、当店の販売価格は10万円です。熊代熊斐の力強い極彩色の作品なら、数百万円の作品もあります。この作品は、表具は面白いのですが、少し寂しい水墨画で、このような価格で販売しております。当店の買取価格は、販売価格の60%~70%でお引き取りさせて頂いております。絵画の一般的な価格は図柄や制作年代、作品の出来具合によって、変動します。

日本画ですが、現在ではアジアのお客様に人気のある画風です。作者の熊代熊斐(1712年~1773年)は、江戸時代中期の長崎で活躍した画家です。このお軸は水墨画で、江戸時代の南宋画の先駆者である彼の作品です。熊代熊斐は沈南蘋の彩色 花鳥画 の技法を学び、多くの門人に伝え教え国内にも広めました。この一派は南蘋派として知られ、独特の図柄や画風で当時の 画壇 に大きな影響をもたらしました。 画技は、はじめ唐絵目利御用絵師である渡辺秀石の門で学び、享保17年から1年あまり長崎に滞在中の沈南蘋に直接 師事 しました。日本人として南蘋の唯一の直 弟子 となり、その後南蘋流の彩色花鳥画の第一人者として多くの弟子を育てその 画風 を全国に広めました。

富山県滑川市のお客様の品物を紹介させて頂きました。味わいのある作品で、本紙は 紙本 です。古い時代の作品ですが、ご覧のように、状態の良い掛軸です。面白い図柄で、状態の良い昔の掛軸はお譲りさせて頂きます。

日本画(絵画)売却の詳しい説明はこちら

水墨画売却の詳しい説明はこちら

掛軸売却の詳しい説明はこちら