販売商品 product

品番:D-92

価格:¥200,000-

川端近左 香合 販売

直径約 9cm 高さ約 2.1cm

五代 川端近左の香合で、川端近左は江戸時代から二百年以上続く漆芸界の 重鎮 です。
材質は 木地 に特殊な 技法漆塗 が施されており、題名には「錆塗」と書かれております。
川端近左が得意とする技法で、螺鈿細工と蒔絵で文字が描かれております。
美しい錆塗技法に 螺鈿 を用いた 蒔絵 が施されており、昔の 職人技 が生かされた逸品です。
内側や底部には 刷毛目 模様が施され、たいへん優美で上品な 香合 です。
現在の作家ではなかなか見られない 五代 川端近左ならではの素晴らしい逸品です。
蒔絵は手描きで 細密 に描かれており、当時でも高価な 逸品 です。

採光の加減で白く光っておりますが、ご覧のように未使用品に近い、保存状態の良い品物です。
二重箱の共箱で共布が付いております。

五代 川端近左 1915年(大正4)〜1999年(平成11)
本名は三義、奈良県に生まれる。昭和3年、12歳で四代近左に 入門 。
昭和56年に大阪府知事功労賞を 受賞
塗師番付では、千家十職中村宗哲を上回る「東の横綱」と譬えられ、「東の近左、西の宗哲」と称される程の名工。
蒔絵や螺鈿細工を得意とし、繊細 で煌びやかな逸品は人気があります。

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買取実績 PURCHASE RECORD

老舗骨董店の当店ならでは1000点以上の買取実績を写真入りでご覧ください。

数点の伊万里焼の骨董品持ち込み買取を頂き、お譲り頂きました。

写真5枚あります。くわしくはこちら アンティークや 古道具 の部類の 花瓶 ですが、面白い 図柄 が綺麗に丁寧に描かれており買取しました。色絵 の可愛らしい図柄が手描きで描かれており、非常に上がりの良い 置物 で買取しました。この作品は香蘭社の作品で、分類すると伊万里焼です。香蘭社も美術 陶芸 作品を販売しておりますが、戦争中の不景気な時には碍子を作り、不況を乗り越えて現在があるようです。割れや欠けも無く、保存状態 の良い、綺麗な骨董品で大きさも丁度使いやすいサイズです。採光の加減で白く光っておりますが、ご覧のように状態の良い品物です。 伊万里焼 について、 佐賀県有田町では、豊臣秀吉の朝鮮出兵の際、多くの藩が陶工を日本へと連れ帰りました。1616年に、その中の一人、韓国の陶工・李参平(りさんぺい)が有田東部の泉山で 白磁 鉱を発見して、伊万里焼を焼いたのが始まりです。伊万里焼は、日本の 陶磁器 の元祖で、製造方法も丁寧に原材料の土をふるいにかけ、良い土だけ使われておりましたが、その後各地で伊万里焼の真似をした 下手 の作品が多くでまわり作られ、簡単な製造方法で、大量生産の為、土も悪く雑な作品でした。また、伊万里市南部では、藩窯である鍋島焼も生産され鑑賞陶磁として現在でも高価に取引されております。