山口県宇部市より抹茶道具の茶碗を数点茶道具宅配買取を頂き、お譲り頂きました。十六代 永楽善五郎の茶碗で、裏千家十五代家元鵬雲斎宗匠の書付が付いており紹介します。
売却例の説明
写真28枚あります。くわしくはこちら
春の訪れを告げる、非常に楽しい 図柄 の永楽善五郎の茶碗で買取しました。室町時代末期から続く 千家十職 の永楽善五郎ですが、十六代 永楽善五郎(即全)の作品です。仁清写しの華やかな抹茶茶碗で、春の草花が愉快に丁寧に描かれ、茶会 ではついつい笑顔がこぼれそうな作品で買取ました。綺麗な共箱で、裏千家十五代 家元 鵬雲斎宗匠の 書付 が付いております。採光の加減で白く光っておりますが、未使用品のように綺麗な 逸品 です。このような綺麗な茶道具買い受けます。
抹茶碗の形は、「見込み」が大切で見込みについて話します。
抹茶碗の形は、「見込み」が広いものが茶をまぜやすく、初心者の場合い 茶碗 の「見込み」(みこみ)が広いものを選びましょう。「見込み」とは、茶碗の底から中ほどまでの広さのことです。この「見込み」の部分を、茶道では「茶筅摺り」(ちゃせんずり)ともいいます。「見込み」が、広いとお茶を混ぜるときに、「茶せん」(ちゃせん・お茶を混ぜる道具)を振りやすいからです。茶せんをふりやすいと、おいしいお茶を手ぎわよく作ることができます。ところが、「見込み」が小さい茶碗では、茶せんを回しにくくなります。そのため、お茶がうまく混ざりません。それでは、お茶をうまく点てられないのです。