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十三代酒井田柿右衛門の壺です。

 

十三代酒井田柿右衛門の、高さ24.6cm×幅28.3cmの を紹介します。高台内に「柿」と があります。同じ 有田焼伊万里焼)でも、緻密 な 作風 の鍋島様式や寒色系で余白の少ない古九谷様式と異なり、乳白色の余白が豊かで、柔らかく暖かな雰囲気を感じさせる作品です。柿右衛門  に代々受け継がれている名で、十三代は、歴代の柿右衛門の古典様式を追求し、江戸中期に途絶えた「濁手」の 技法 の再興を成し遂げました。柿右衛門の再興と発展に絶大なる功績を残した 陶芸家 です。

この作品は、十三代の作品です。濁手の落ち着いた味わいのある乳白色の美しい 素地 が魅力的ですね。独創性のある 図柄 は、さすが十三代と思わせます。しかしながら、同じ十三代の作品では、もう少し緻密に 細密 丁寧に花鳥図が描かれているような 上手 の作品が、数段高値で売却頂けます。簡単な 図柄 の作品よりも、何日、何ヶ月もかけて作られた大きなサイズの力作の方が、10倍、20倍と高い価格が付くのは当然のことかと思います。中でも特に 晩年の 全盛期 に作られた 上手 の作品が、最も高価に買取できる作品になります。30代、40代ではまだ自分独自の境地には至らず、60代になってやっと作れるようになると言います。若年 期の作品より、晩年 の作品の方が、洗練された作品となり、取引価格も数段上となります。

古美術やかたは、約80軒の骨董店が軒を連ねる祇園骨董街の中にあり、お店には1日100名近くのお客様にご来店頂き、 店頭では2000点以上の作品を販売しております。海外からお越しになるお客様も多く、このような素晴らしい 日本の有名作家の 陶芸 作品は、たいへん人気があります。昔の 職人技 が素晴らしい作品は 愛好家 の方々に人気があり入荷をお待ちのお客様も大勢おられます。このように作りの良い作品、昔ながらの 伝統 の 技巧 が生かされた作品、 在銘 の作品は、高価買取させて頂きますので、古美術やかたにご連絡ください。
(No.34)

 

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