十三代 酒井田柿右衛門の代表的な作品です。柿右衛門の名品は人気があり、買取価格が数百万円の作品も多くありますので、売却をお考えのお客様は、是非お問い合わせ下さい。
十三代 酒井田柿右衛門の 名品 で、大きさ約41×32センチの大振りの 花瓶 です。共箱 で、東海道五十三次の 図柄 が 細密 で丁寧に描かれております。十三代柿右衛門は、父の十二代柿右衛門と一緒に濁手 素地 の復興に成功し、昭和30年に陶芸技術が 無形文化財 となりました。柿右衛門の作品は、絵の空間が広く、濁手素地と呼ばれる、柔らかく温かみのある乳白色の素地が特徴です。
このような作家の作品は、短時間で簡単制作された作品と、時間をかけた力作、またデザインや種類、得意とする作風により買取価格は変わってきます。一般的には、作家本人の特徴が出ていない 若年 期の作品（前作）より、独自の 作風 が確立した 晩年 の作品が人気で、高価買取対象です。しかしながら、その時の時代や流行、新しい作家に人気が移ることもあり、価格は大きく変動します。
古美術やかたでは相場価格に関係無く、酒井田柿右衛門の作品の入荷をお待ちのお客様も多くおられますので、売却をお考えのお客様は、お気軽にご相談下さいませ。（No.360）