骨董品売却依頼で、鉄瓶や諸道具を奈良県の吉野郡のお客様より宅配で売却頂きました。
売却例の説明
写真が8枚あります。くわしくはこちら
ご自分が趣味があって催事の露店で買って集められた 古道具 ですが、結婚して子供もでき、見てる暇もなく売却しようと思いましたと話され、お電話を頂きました。「骨董の世界は奥が深く難しい世界だと聞いていたので、販売から買取もしておられる事は、品物に精通されておられると思いました」と話され、奈良県の十津川村のお客様より数点の写真をお送り頂き、売却依頼を頂きました。
最近 鉄瓶 の人気がありますので、安価な 金工作品 の鉄瓶ですが、紹介させて頂きます。昭和初期頃作られた 逸品 で、保存状態 が悪く錆が多くついております。この鉄瓶は南部鉄瓶ではなく、亀文堂の鉄瓶ですが、記念品で数多く配られた作品です。共箱 は有りませんが、摘まみが銀で出来ているようです。水漏れも無く、現状で使用できます。昔から「鉄瓶で沸かしたお湯は美味しい」と言われます。それは鉄分が溶け出すことで水が柔らかな味になることに加え、鉄瓶の内側に、水道水に含まれるカルキが吸着されるからです。このような保存状態の悪い鉄瓶でも、アジアのお客様は昔の古い鉄瓶を好まれ、特に中国のお客様は、漢方がお好きなのか、錆びた鉄瓶でも気にせず日常に使われているようです。観光で来られた中国のお客様はこのような鉄瓶の 愛好家 も多くおられ、昔は売れなかった錆びた鉄瓶ですが、現在では販売出来、買取させて頂きます。