販売商品 product

価格:売却済

赤松雲嶺 掛軸

全体 縦幅約 216cm 横幅約 49.7cm
本紙 縦幅約 140cm 横幅約 35.8cm

この作品は赤松雲嶺の真筆で、日本画 を代表するような立派な青緑山水画の蓬莱山の 図柄 です。
ご覧のように、絹本 に赤松雲嶺らしく岩絵具で丁寧に綺麗に描かれた 逸品 です。
日本の掛け軸ならではの上品で優雅さが漂う存在感のある掛軸で、共箱が付いております。

購入された状態で、長年保存されてきましたが、状態も綺麗で、特に大きなシミもありません。
よく見ると、小さな蔵シミが少し入っていますが、見ていても気にならない程度で、かえって昔の作品の重厚感を醸し出しているように感じます。
現状のまま使用されていても美しい 掛軸 です。

赤松雲嶺
明治25年12月12日大阪市の生まれで、本名は好亮です。
明治32年大阪の南画家小山雲泉に 入門 し、没後、45年さらに姫島竹外に南画を学びました。
日本 南画 院同人で、また 画塾 墨雲社を主宰していました。
主要作品に南画院出品の「惜春」(2曲1双)、帝展 出品の「金風万籟」「木曾川」などがあり、他に大阪府から東久迩宮へ献上の「金剛山の図」、秩父宮へ献上の「高槻名所の図」、天皇神戸行幸の折、衝立に揮毫の「玉堂富貴の図」などがあります。
享年62才、自宅は大阪市東住吉区です。

  • 10

  • 11

  • 12

  • 13

  • 14

  • 15

  • 16

  • 17

  • 18

  • 19

  • 20

買取実績 PURCHASE RECORD

老舗骨董店の当店ならでは1000点以上の買取実績を写真入りでご覧ください。

根付の買取依頼を頂き骨董品出張買取で、数点の面白い彫物をお譲り頂きました。

写真が19枚あります。くわしくはこちら この作品の材質は象牙です。時代は江戸時代の 根付 です。コレクター の方より、直接買い付けた品物です。「陵民」と 銘 が入っておりますが、作者についてはよくわかりません。非常に丁寧に彫られており、古い時代 の、味わいのある 職人技 が冴える 名品 で高価買取させて頂きました。長年使われてきた味わい深い根付で、ご覧のように、写真10~12のように少しひび割れがあります。写真では採光の加減で、実物よりも黄色っぽく光っております。近年、根付類はアジア圏からの輸入品が多くみられますが、当店では、日本の古い品物のみを販売しております。骨董品の根付、買取させて頂きます。 富裕層が所持した 印籠 や根付は、晴れの場で身に着ける 装飾品 として 蒔絵 や 螺鈿 を用い、象牙や木を使い日本ならではの彫る技法の職人技が生かされた逸品が多くあります。根付は、このように蒔絵や彫りなどの細工が 緻密 であること、また制作時代、そして 著名 な作家の作品であるかどうかなどにより価格は大きく変わります。根付に限らず日本の 茶道具 や 骨董品 に観られる彫物は、規格が統一されて、カタログで販売できるようなブランド品ではなく、一点一点価格は変わります。