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品番:X-2530

価格:売却済

灰器

この作品は楽焼の灰器で、樂吉左衛門の作品です。
共箱が付いており、時代は江戸時代から明治時代にかけての作品です。
綺麗で 保存状態 の良い逸品ですが最近では、茶の湯 でも灰器は殆ど使用されず、人気のない抹茶道具です。
灰器とは、亭主が客の前で炉や 風炉 に炭を組み入れる炭点前で用いる、灰匙で炉や風炉の中に蒔くための灰を入れる器です。
また風炉用と炉用があり、風炉用は小振りで釉薬のかかったもの、炉用は大振りで湿り灰(濡灰)を入れるため釉薬のかかっていない素焼のものを用います。
長年使用されてきた逸品だと思われますが、保存状態 も良く採光の加減で白く光っております。
古い時代 の、味わいのある 職人技 が冴える 逸品 です。

買取実績 PURCHASE RECORD

老舗骨董店の当店ならでは1000点以上の買取実績を写真入りでご覧ください。

掛軸の骨董品出張買取依頼を頂き、数本の掛け軸をお譲り頂きました。

写真5枚あります。くわしくはこちら この 掛軸 は本紙は 絹本 で、山水画 が描かれております。古い時代 にはこのような山水画が好まれ、多くの 名品 が残されており買取しました。この作者はそんなに 著名 な作者ではありませんが一般的に昔の人々には好まれる 図柄 で、愛好家 の方には人気のある作品で買取させて頂きました。この掛け軸は 日本画 で絹本に描かれておりますが、一般的に水墨画は紙本に、また着色された山水画は絹本に描かれているのが普通です。採光の加減で白く光っておりますが、ご覧のように 保存状態 の良い骨董品です。 この絵は日本画の山水画ですが、水墨画について少し話します。 中国で唐代後半に山水画の 技法 として成立したのが水墨画です。特に水墨画で描かれる山水画のことを水墨山水画と呼びます。墨のみで描かれる南宋画(水墨画)と、着色された山水画の北宋画があり、鎌倉時代に日本に伝わったのは北宋画です。宋元の水墨山水画が輸入されたことがきっかけで、独自の墨の特徴を生かした水墨画の文化が発達しました。