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品番:C-3095

価格:売却済

版画 ✖

この作品は江戸時代の浮世絵版画で、大首絵の部類の作品です。

大首絵(おおくびえ)は、主に江戸時代に描かれた浮世絵の様式のひとつで、歌舞伎役者や遊女、評判娘などを半身像や胸像として捉えて描いた浮世絵版画の事を言います。

また、最初に作られたときは、周りに余白の縁が付いている作品が普通ですが、縁が無かったり、切れていると値打ちは大きく下がることもあります。

手で触るとザラザラしている作品で、早く摺られた木版画は、凹凸が綺麗で高価買取出来ます。

一般的に三枚続きの作品も多くあり、続いている作品は物語になっており高価買取対象です。

本歌の江戸時代の作品ではありませんが、綺麗に刷られた後摺りの 木版画保存状態 も良い 逸品 です。

一般的には赤色のきつい版画は明治の浮世絵や木版画に多く見られます。

浮世絵 の美人図で、水の色や着物の 図柄 が非常に綺麗な木版画です。
観光のお客様が格安でお求めになられる逸品です。

太首と言われる浮世絵で

この作品の本歌の作品は江戸末期頃から明治時代にかけて作られた作品です。
この作品は複数枚で、一つの物語を作っており、この数枚では半端な品物となります。
実際は三枚で一組となる作品です、しかし相撲の浮世絵版画や役者絵は非常に人気があり、後刷りの木版画でも海外のお客様には人気があります。
この 浮世絵木版画 は、歌川豊国の 浮世絵の相撲絵で、左側を見ると分かりますが、絵の続きがあります。
歌川豊国は 美人画 を得意とし江戸時代には一世を風靡するほどの勢いと力を持っていました。

古い時代 の作品で愛らしく丁寧に描かれており、非常に趣のある美人画の 逸品 です。
日本画の中でも美人画は江戸時代の浮世絵に始まり、明治時代末から昭和時代まで多くの著名な作家も描かれており、美人画の掛軸も数多く残されております。
作品は江戸時代から明治時代にかけての作品だと思われます。
古い時代のものですが、状態の良い品物です。

この作品は、競り市やオークションで買い受けた作品ではありません。
直接お客様より入荷した、うぶ荷と呼ばれる貴重な蔵出しの作品で、現状のまま販売しております。
お店で販売している安価な品物で、ホームページ上では販売しておりませんが紹介させて頂きます。
店頭では二千円から一万円までの楽しいアンティークの品物を沢山販売しておりますので、是非ご来店くださいませ。

買取実績 PURCHASE RECORD

老舗骨董店の当店ならでは1000点以上の買取実績を写真入りでご覧ください。

掛軸の骨董品出張買取依頼を頂き、数本の掛け軸をお譲り頂きました。

写真5枚あります。くわしくはこちら この 掛軸 は本紙は 絹本 で、山水画 が描かれております。古い時代 にはこのような山水画が好まれ、多くの 名品 が残されており買取しました。この作者はそんなに 著名 な作者ではありませんが一般的に昔の人々には好まれる 図柄 で、愛好家 の方には人気のある作品で買取させて頂きました。この掛け軸は 日本画 で絹本に描かれておりますが、一般的に水墨画は紙本に、また着色された山水画は絹本に描かれているのが普通です。採光の加減で白く光っておりますが、ご覧のように 保存状態 の良い骨董品です。 この絵は日本画の山水画ですが、水墨画について少し話します。 中国で唐代後半に山水画の 技法 として成立したのが水墨画です。特に水墨画で描かれる山水画のことを水墨山水画と呼びます。墨のみで描かれる南宋画(水墨画)と、着色された山水画の北宋画があり、鎌倉時代に日本に伝わったのは北宋画です。宋元の水墨山水画が輸入されたことがきっかけで、独自の墨の特徴を生かした水墨画の文化が発達しました。