販売商品 product

品番:D-162

価格:¥150,000-

藤田喬平 ガラス茶入 販売

横幅最大約 6.4cm 高さ約 8.3cm

ガラス工芸作家として、初めて 文化勲章 を受章した藤田喬平(1921-2004)の作品です。

紫と白のコントラストが美しく、ヴェニス手吹硝子の中に丁寧な模様や金箔があしらわれ、藤田喬平ならではの繊細で優美な品物です。
この作品はヴェネチアの 伝統 技法 を用いたレースガラスで、彼が得意とし、高い評価を受けたヴェニスシリーズです。
採光の加減で白く光っておりますが、未使用品で状態の良い品物です。
非常に綺麗な仕覆で、「段織角の倉」の栞が入っております。
未使用品で綺麗な共箱が付いております。

藤田喬平 1921年(大正10)~2004年 (平成16)83歳没。
藤田喬平は、東京生まれのガラス工芸家で、「世界の藤田」として活躍しました。
東京美術学校彫金細工を学び、第1回日展に、金属による立体的な造形作品「波」を出品し初入選。しかし、正倉院の 展覧会 でササン朝ペルシアのガラスに魅了され、本格的にガラスの世界に入る。
岩田工芸硝子(株)を経て、ガラス工芸家に転身した。
初期には、透明なガラス作品を多く作り、昭和30年代後半には流動するガラスが冷えて固まる一瞬を作品に留めた「流動ガラス」シリーズを発表する。
琳派の作品に触発され、伝統 の美を現代に蘇らせようと試行錯誤し、独自の芸術世界を確立。

  • 10

  • 11

  • 12

  • 13

  • 14

  • 15

  • 16

  • 17

買取実績 PURCHASE RECORD

老舗骨董店の当店ならでは1000点以上の買取実績を写真入りでご覧ください。

洋画の骨董品宅配買取を頂き、山口長男の作品をお譲り頂きました。

写真3枚あります。くわしくはこちら 山口長男は日本の 抽象画 の先駆的な開拓者として注目されている 洋画 作家です。しかしこの作品は、若抽きの1982年に3代目武蔵野美術学園学園長に就任以前の作品です。山口長男の作品は高価買取させて頂きますが、やはり晩年の作品が人気があり、晩年 の作品は特別高価買取させて頂きます。やはり晩年には黒地色の上に黄土色または赤茶色の絵具がかなり厚塗りされた作品を形成しました。イエローオーカーとアイボリーブラック、ベネチアンレッドとプルシアンブルーといった2色のみの色面構成の抽象画 を描き、東洋的情緒を表現した独自の抽象絵画を確立しました。このような晩年の作品は特別高価です。 この作品は、競り市やオークションで買い受けた骨董品ではありません。直接お客様より入荷した、うぶ荷と呼ばれる貴重な蔵出しの作品で、現状のまま販売しております。お店で販売している安価な品物で、ホームページ上では販売しておりませんが紹介させて頂きます。店頭では二千円から一万円までの楽しいアンティークの品物を沢山販売しておりますので、是非ご来店くださいませ。