販売商品 product

品番:C-3119

価格:売却済

棗 ✖

材質は木製で、時代は昭和時代の作品です。
作者は川端近左です。
裏千家 家元 鵬雲斎宗匠の 書付 が付いております。
さすが川端近左と思わせる 繊細 で優雅な蒔絵で、非常に出来の良い 逸品 です。

川端近左は 愛好家 なら誰でも知っている漆芸の名工で、昔の 職人技 が素晴らしく、丁寧に作られた  です。
共箱で、共布が付いており、共箱は二重箱で貴重な逸品です。
採光の加減で白く光っておりますが、傷んでいる箇所は無く、未使用品です。

 

非常に時間を掛けて作られた漆芸作品ですが、最近では真っ黒の  は 茶道具 のなかでも人気が無く、買取価格も非常に安くなっておりす。
バブル期と比べると、時代により、買取価格も大きく変動しております。
川端近左は、江戸時代から二百年以上続く漆工芸の名跡で、漆芸界の 重鎮 です。
初代近左は、滋賀県の出身で、名を佐兵衛、 を近左といいます。

 

日本の昔の職人技が冴える素晴らしい逸品で 蒔絵 が丁寧に施されております。
採光の加減で白く光ったり、背景が映り込んだりしておりますが、保存状態 の良い未使用品に近い作品です。
このような茶道具の棗、買取させて頂きます。

 

この作品は、競り市やオークションで買い受けた作品ではありません。
直接お客様より入荷した、うぶ荷と呼ばれる貴重な蔵出しの作品で、現状のまま販売しております。
お店で販売している安価な品物で、ホームページ上では販売しておりませんが紹介させて頂きます。
店頭では二千円から一万円までの楽しいアンティークの品物を沢山販売しておりますので、是非ご来店くださいませ。

買取実績 PURCHASE RECORD

老舗骨董店の当店ならでは1000点以上の買取実績を写真入りでご覧ください。

茶道具出張買取依頼を頂き、中川浄益の作品や抹茶道具、また煎茶道具をお譲り頂きました。

写真17枚あります。くわしくはこちら 十一代 中川浄益の建水です。シンプルな建水ですが、中川浄益の 伝承 された昔の職人技が冴える作品で買取しました。単純な模様ですが正確な彫金 技法 の彫りが 冴える 逸品 で買取ました。さすが中川浄益の作品で、小品ですが味わいのある 職人技 の風格が見られる作品です。採光の加減で白く光っておりますが、未使用品の建水で、共箱です。中国茶も日本の煎茶も同じような道具を使います。 中川 浄益について 千家十職 の一つ、金物師の中川家当主が代々 襲名 する名称。元々は越後国で 甲冑・鎧を作っていたが、二代目浄益以降の当主は浄益という名を継いでいおり、2008年に十一代浄益が没した後は空席のままです。錺師(かざりし)とも言われ、金工の精巧な 茶道具 を得意とし、優れた金工の技術を継承してきました。