販売商品 product

品番:X-1248

価格:売却済

森一鳳 「くす玉図」 <箱付>

全体 縦幅約 189cm 横幅約 32.5cm
本紙 縦幅約 96cm 横幅約 30.2cm

森一鳳の作品です。
本紙は 絹本 で、軸先は 象牙 で出来ております。
この作者は江戸時代に活躍された画家で、この 掛軸 が作れたのも江戸時代から明治時代にかけて作られた逸品です。
当時の で昔の 古裂 を使い、面白い 図柄 で侘び寂や情緒のある掛物です。
最近ではこのような掛軸は滅多に見ることができず、貴重な 日本画 の掛軸です。
やはり古い書画や古書には、古い裂を使った表具が似合います。
花の絵の部分には、ほとんどシミはありませんが、
ご覧のように、写真5の部分には、蔵ジミが入っております。
面白い図柄で、状態の良い昔の掛軸は買取させて頂きます。

 

  • 5 シミ

  • 10

  • 11

  • 12

  • 13

  • 14

買取実績 PURCHASE RECORD

老舗骨董店の当店ならでは1000点以上の買取実績を写真入りでご覧ください。

掛軸の骨董品出張買取依頼を頂き、数本の掛け軸をお譲り頂きました。

写真5枚あります。くわしくはこちら この 掛軸 は本紙は 絹本 で、山水画 が描かれております。古い時代 にはこのような山水画が好まれ、多くの 名品 が残されており買取しました。この作者はそんなに 著名 な作者ではありませんが一般的に昔の人々には好まれる 図柄 で、愛好家 の方には人気のある作品で買取させて頂きました。この掛け軸は 日本画 で絹本に描かれておりますが、一般的に水墨画は紙本に、また着色された山水画は絹本に描かれているのが普通です。採光の加減で白く光っておりますが、ご覧のように 保存状態 の良い骨董品です。 この絵は日本画の山水画ですが、水墨画について少し話します。 中国で唐代後半に山水画の 技法 として成立したのが水墨画です。特に水墨画で描かれる山水画のことを水墨山水画と呼びます。墨のみで描かれる南宋画(水墨画)と、着色された山水画の北宋画があり、鎌倉時代に日本に伝わったのは北宋画です。宋元の水墨山水画が輸入されたことがきっかけで、独自の墨の特徴を生かした水墨画の文化が発達しました。