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九代 大樋長左衛門 黒茶碗

この作品は九代 大樋長左衛門逸品 で、彼を代表する品物です。
九代 大樋長左衛門は、十五世裏千家鵬雲斎宗室より陶土斎のを受け、大樋焼のなかでも名工で、大樋焼 独特のねっとりとした 飴釉 の茶碗はもとより黒茶碗にも傑作を残している。
この作品は九代 大樋長左衛門の得意とする 技法 で、たっぷりとした二重掛けの黒釉が作り出す黒幕釉を創案し、その絶妙な垂れの景色は高い評価を受けており、この作品も同じ製法で作られており名品です。
十五世裏千家鵬雲斎宗室の 書付 もついており、保存状態 も非常に良い逸品です。

大樋焼の始まりは、江戸時代に長左衛門が現、金沢市大樋町に 楽焼 の土を見出したことで大樋焼と称されました。
前田家の御用 として使え、その後、茶道の普及で栄えた。
大樋焼は、轆轤 は使わず手で捻りながら成形し、ひとつひとつ箆で削りながら造り上げる製法です。

九代 大樋 長左衛門の簡単な略歴
九代 大樋 長左衛門、(明治34年~昭和61年)石川県に生まれる。
八代大樋長左衛門の次男で、本名は長次郎、号は陶土斎、父に 師事 して作陶をする。
手捏ねによる樂焼本来の 伝統 的手法を忠実に守り歴代の中でも優れた陶才を発揮。

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買取実績 PURCHASE RECORD

老舗骨董店の当店ならでは1000点以上の買取実績を写真入りでご覧ください。

古道具の部類に入れましたが、漆芸作品の能面の骨董品宅配買取を頂きお譲り頂きました。

写真18枚あります。くわしくはこちら 時代は明治時代頃の作品だと思われます。材質は木製で、実際に能舞台で使われていた能面です。これだけの能面・狂言面は最近では見られない作品で、時代を経てきた味わいのある 逸品 で買取ました。さすが昔の 職人技 と思わせる細工が 緻密 で、能面らしい表情が素晴らしく、伝承 された技が冴える作品で買取させて頂きました。裏側は丁寧な手彫りが施され、作者の 銘 が入っています。当店は能面の専門店では無いので、作者についてはよく分かりません。採光の加減で白く光っておりますが、傷や割れ等無く、非常に 保存状態 の良い 能面 です。毘沙門とは仏教を妨げる邪気を除く憤怒の相。仏教を守護する四天王の一つの多聞天を単独で毘沙門という。狂言では京都鞍馬寺の本尊として登場。 作家の作品について このような能面も同じで、作家の名前でいくらと相場価格の問い合わせをよく頂きますが、同じ作家の作品でも 若書き と 晩年 の作品や、簡単に描かれた作品と、出品作品のように数ヶ月かかり描かれた作品とでは、市場価格では大きく変わります。また、得意な図柄や人気のある 図柄 では、売却価格も変わってきます。