販売商品 product

品番:X-2114

価格:売却済

茶掛け 掛け軸 一行書

全体 縦幅約 192cm 横幅約 30.6cm
本紙 縦幅約 117cm 横幅約 28cm

裏千家 十五代家元 鵬雲斎大宗匠の 茶掛け の 一行書 です。
直接的な意味は「みるみるうちに三尺(腰の高さ程まで)雪が積もること」です。
冬の御茶会でお使い頂ける冬の季語です。

深い意味合いでは、禅宗の師家の発した一言は修行者の膽(きも)を奪うの意。
達磨の後を継いで 第二祖と後になった慧可が、初めて初祖 達磨に対面し、弟子 入りを願い出た時、腰を埋める程の雪の中に 直立不動のまま嘆願したが、許されず、慧可は、自分の肘を切断して心意気を示し、ようやく 入門 を許されます。
この故事から、「三尺雪」は「修行の厳しさ」を表現した語句のようです。

表装は当時のままで、非常に綺麗な 保存状態 の良い掛け軸です。
本紙 は 紙本 で、ご覧の様な状態で、共箱 です。
茶掛けの一行書は、特別綺麗な 逸品 のみ販売しております。

面白い 図柄 で、状態の良い昔の 掛軸 や茶席の書画高僧の書画は買取させて頂きます。

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買取実績 PURCHASE RECORD

老舗骨董店の当店ならでは1000点以上の買取実績を写真入りでご覧ください。

掛軸の骨董品出張買取依頼を頂き、数本の掛け軸をお譲り頂きました。

写真5枚あります。くわしくはこちら この 掛軸 は本紙は 絹本 で、山水画 が描かれております。古い時代 にはこのような山水画が好まれ、多くの 名品 が残されており買取しました。この作者はそんなに 著名 な作者ではありませんが一般的に昔の人々には好まれる 図柄 で、愛好家 の方には人気のある作品で買取させて頂きました。この掛け軸は 日本画 で絹本に描かれておりますが、一般的に水墨画は紙本に、また着色された山水画は絹本に描かれているのが普通です。採光の加減で白く光っておりますが、ご覧のように 保存状態 の良い骨董品です。 この絵は日本画の山水画ですが、水墨画について少し話します。 中国で唐代後半に山水画の 技法 として成立したのが水墨画です。特に水墨画で描かれる山水画のことを水墨山水画と呼びます。墨のみで描かれる南宋画(水墨画)と、着色された山水画の北宋画があり、鎌倉時代に日本に伝わったのは北宋画です。宋元の水墨山水画が輸入されたことがきっかけで、独自の墨の特徴を生かした水墨画の文化が発達しました。