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品番:X-1745

価格:売却済

京薩摩 花鳥図 台皿 

この京薩摩焼の台皿は 保存状態 も良く、綺麗な 図柄 で、長年 茶の湯 や床の間で活躍した逸品です。
京薩摩焼は明治時代から大正期を中心に京都で制作された薩摩 金襴手 様式の陶器で、外国の人々に人気で輸出用の陶芸作品でした。
この 図柄 は日本の茶湯にも人気があり、京薩摩焼の昔の職人技が素晴らしい逸品です。
花押 落款 はありませんが、図柄も丁寧に描かれており、京薩摩焼を代表する逸品です。
この頃の焼き物は現在でも外国の人々に人気があり、貴重な陶芸作品です。

京薩摩焼を詳しく説明しますと、端正な象牙色の素地に施された精緻な金彩色絵と、京都ならではともいえる洗練された意匠が特徴的です。
薩摩焼は、もとは薩摩藩で作られた 陶磁器 の事を指しますが、京薩摩焼は薩摩金襴手が海外で高く評価されたのを機に、京都の粟田口でもいち早く欧米人の趣向に適う彩画法を研究開発して輸出を開始した作品です。
中でも京都の錦光山窯は有名で大きな業績を挙げました。
京薩摩焼もこの時代一躍海外の人々に人気の陶芸作品でした。

買取実績 PURCHASE RECORD

老舗骨董店の当店ならでは1000点以上の買取実績を写真入りでご覧ください。

音丸耕堂の骨董品宅配買取を頂き、お譲り頂きました。

  香合:高さ約 4.7㎝ 横幅約 6.1cm お盆 横幅約 18㎝ この作品は音丸耕堂の作品で堆漆雛鶴 香合・乾漆盆で買取ました。漆器 で出来ているとは思えないほど彩り豊かで、斬新な文様を 彫刻 する独自の 作風 です。色漆に金銀粉を混入して塗り、漆の固まる間に金銀が沈澱して層を作り文様が出るように研ぎ出す技法、技法 や重ねた色漆の層の断面を加減して微妙な文様を表す技法等を使った作品です。この作品は歪んだり、曲がったりしてなくてご覧のように 保存状態 の良い 逸品 です。 音丸耕堂の作品について少し説明します。 分厚く塗り重ねた色漆の断層面に表れる縞模様を生かした音丸耕堂独自の作風は高く評価されています。多彩な色漆を駆使し、彫刻によって幾何学的な 図柄 を表現した 茶道具 や箱ものは高価買取させて頂きます。