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品番:X-1799

価格:売却済

十四代 亀井味楽 高取焼 水指

この水指しは高取焼 十四代亀井味楽の 名品 で、茶の湯の裏千家家元書付 もあり、大切に使われてきた逸品です。
保存状態 も良く、また作品の上りや景色も綺麗で、さすが 遠州七窯陶磁器 で釜印もはっきり押されています。
殆ど未使用品に近い 逸品 で、亀井味楽の晩年に作られた力作だと思われます。
茶道具は綺麗なお道具が好まれ、特に抹茶道具のお茶会で使われる 諸道具 は綺麗な逸品が好まれます。
陶芸作品は火をくぐり出来る作品で、焼いてみないと分からない製造工程があり、昔の 職人技 が素晴らしいく、これだけの景色や上りの良い逸品はなかなかありません。

高取焼 亀井味楽の歴史
戦国時代から権力と切り離せない 茶の湯 と茶陶。
貴重な茶陶には政治的価値があったことから、高取焼も黒田長政が朝鮮陶匠八山を連れ帰って、1600年頃、鷹取山の麓の福智町に を築かせたのが始まりとされています。
この古高取時代の八山は内ケ磯で、まったく新しい造形と技法を特徴とする「織部高取」を完成させたのです。
その後、高取焼は遠州七窯のひとつとして全国にその名を知らしめることとなったのです。
朝鮮風を脱した独自の茶陶は「遠州高取」といいます。
その後、高取焼は繊細な作品を生み出し続け、1700年頃には黒田藩御用窯として陶器をつくらせました。
高取焼味楽窯が始まり十三代味楽は1944年に農商務省より技術保存者に、十四代味楽は1977年に福岡市 無形文化財 工芸技術保持者第一号に指定されました。

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買取実績 PURCHASE RECORD

老舗骨董店の当店ならでは1000点以上の買取実績を写真入りでご覧ください。

掛軸の骨董品出張買取依頼を頂き、数本の掛け軸をお譲り頂きました。

写真5枚あります。くわしくはこちら この 掛軸 は本紙は 絹本 で、山水画 が描かれております。古い時代 にはこのような山水画が好まれ、多くの 名品 が残されており買取しました。この作者はそんなに 著名 な作者ではありませんが一般的に昔の人々には好まれる 図柄 で、愛好家 の方には人気のある作品で買取させて頂きました。この掛け軸は 日本画 で絹本に描かれておりますが、一般的に水墨画は紙本に、また着色された山水画は絹本に描かれているのが普通です。採光の加減で白く光っておりますが、ご覧のように 保存状態 の良い骨董品です。 この絵は日本画の山水画ですが、水墨画について少し話します。 中国で唐代後半に山水画の 技法 として成立したのが水墨画です。特に水墨画で描かれる山水画のことを水墨山水画と呼びます。墨のみで描かれる南宋画(水墨画)と、着色された山水画の北宋画があり、鎌倉時代に日本に伝わったのは北宋画です。宋元の水墨山水画が輸入されたことがきっかけで、独自の墨の特徴を生かした水墨画の文化が発達しました。