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品番:X-1818

価格:売却済

掛軸 黄檗 即非如一 二行書

この掛け軸は 臨済宗 黄檗派の即非如一の二行書です。
割合 保存状態 も良く、表具 も綺麗な江戸時代当時の 古裂 が使われています。
この作品は 共箱 はありませんが、丁寧に書かれた 古書画 です。
即非如一は隠元隆琦、木庵性瑫とともに 黄檗の三筆 と称され、古筆や禅の水墨画が有名です。
詩をよく書き、禅味のある観音・羅漢・蘭竹を画いており、これは日本の 文人画 のさきがけとされます。

即非如一(そくひ にょいつ)は1616年から1671年まで生存され、江戸時代前期中国の明から渡来した臨済宗黄檗派(黄檗宗)の僧です。
俗姓は林氏。字は即非で福建省福州府福清県の出身です。
1657年隠元に招かれて来日し、長崎崇福寺に住して伽藍を整備し、その中興開山となりました。
1663年山城国宇治の萬福寺に移り、法兄の木庵性瑫とともに萬福寺首座となりました。
最初の黄檗三壇戒では教授阿闍黎の任を務めました。
翌1664年帰国の途中、豊前国小倉藩主小笠原忠真らに招かれ、1665年福聚寺を創建してその開山となった。
その後、崇福寺に隠居してそこで没し享年56でした。

買取実績 PURCHASE RECORD

老舗骨董店の当店ならでは1000点以上の買取実績を写真入りでご覧ください。

鉄瓶の骨董品宅配買取を頂き、数点の鉄瓶をお譲り頂きました。

写真2枚あります。くわしくはこちら 明治時代から大正時代頃の煎茶道具や抹茶道具に使われる 鉄瓶 で買取ました。保存状態 が悪く錆が多くついておりますが、全体的に 重量感 があり、ご覧のように面白いデザインの鉄瓶です。この鉄瓶は量産された簡単な作品で、保存状態が良ければ販売価格は安く設定しますが、これだけ保存状態が悪いと販売する事が出来ません。水漏れ等はありませんが、このような鉄瓶は買取が出来ない場合が多くあります。この作品は、競り市やオークションで買い受けた作品ではなく、直接お客様より入荷した品物で、保存状態の良い鉄瓶と一緒にお譲り頂きました。 このような量産された南部鉄瓶は 茶の湯 釜や 花瓶 などとともに南部鉄器として知られ、岩手県の特産品の一つです。北上川流域では東大寺の大仏鋳造を機に金山開発が進められ、これに伴って鉄鉱資源も多く見出され 鋳物 産地が存在していました。しかし量産品の為、骨董品 として販売していることは殆どありません。