販売商品 product

品番:X-1871

価格:売却済

膳所焼 平茶碗

膳所焼 の 平茶碗で、割れたり欠けたりはしていなくて、保存状態 の良い 逸品 です。
真夏に使われる平茶碗で、 図柄 で楽しく、涼し気なうちわ模様膳所焼の逸品 です。
膳所焼(御庭焼)は、現在滋賀県大津市にて焼かれる陶器です。
膳所焼の歴史は御用窯として安土桃山時代から江戸時代に始められ、 茶陶として名高く、遠州七窯 の一つに数えられます。
本来膳所焼は、黒味を帯びた鉄釉が特色で、素朴でありながら 繊細 な意匠は遠州が掲げた「きれいさび」の精神が 伝承 されていますが、このようなセンスの良い、新しい 技法 の逸品も多く出回っています。

夏に使われる平茶碗の説明を少しさせて頂きます。
平茶碗は夏茶碗(なつちゃわん)とも呼ばれ、茶道で夏に用いられる抹茶碗です。
茶碗の形状が、お皿のように平べったいため「平茶碗」とも言われるものとなります。
また、夏に使われるため、夏茶碗とも呼ばれます。
このうちわの 図柄 の平茶碗の様に、暑い夏の 茶会 を涼しく演出する方法があるのです。
夏用の平茶碗が、このようなカタチをしている理由は、広い口でお茶が冷めやすいカタチだからです。
暑い夏は、冷めやすいほうがお茶がおいしくなります。

買取実績 PURCHASE RECORD

老舗骨董店の当店ならでは1000点以上の買取実績を写真入りでご覧ください。

掛軸の骨董品出張買取依頼を頂き、数本の掛け軸をお譲り頂きました。

写真5枚あります。くわしくはこちら この 掛軸 は本紙は 絹本 で、山水画 が描かれております。古い時代 にはこのような山水画が好まれ、多くの 名品 が残されており買取しました。この作者はそんなに 著名 な作者ではありませんが一般的に昔の人々には好まれる 図柄 で、愛好家 の方には人気のある作品で買取させて頂きました。この掛け軸は 日本画 で絹本に描かれておりますが、一般的に水墨画は紙本に、また着色された山水画は絹本に描かれているのが普通です。採光の加減で白く光っておりますが、ご覧のように 保存状態 の良い骨董品です。 この絵は日本画の山水画ですが、水墨画について少し話します。 中国で唐代後半に山水画の 技法 として成立したのが水墨画です。特に水墨画で描かれる山水画のことを水墨山水画と呼びます。墨のみで描かれる南宋画(水墨画)と、着色された山水画の北宋画があり、鎌倉時代に日本に伝わったのは北宋画です。宋元の水墨山水画が輸入されたことがきっかけで、独自の墨の特徴を生かした水墨画の文化が発達しました。