販売商品 product

品番:X-1965

価格:売却済

浅見与し三 蛍 平茶碗

浅見与し三の抹茶茶碗で綺麗な共箱が付いております。
蛍の 図柄 が内側まで描かれており、上品で優雅な 逸品 です。
写真をご覧のように、大切に仕舞われていた未使用品です。
この作品は、お店で販売している安価な品物で、ホームページ上では販売しておりませんが紹介させて頂きます。
店頭では二千円から一万円までの楽しいアンティークの品物を沢山販売しておりますので、是非ご来店くださいませ。

作者の浅見与し三は、大正時代に父・与之助(二代五郎助の次男)より分家して五条坂にて開 し、五代清水六兵衛に師事します。茶道具 をはじめ、花瓶 や割烹食器など幅広い作域で近現代的な感性を取り入れ、現在は四代目が活躍されています。

平茶碗は、茶道で夏(5月~10月)に用いる抹茶茶碗のことで、茶碗の形状が、お皿のように平べったいため「平茶碗」と言われます。
夏用の平茶碗が、このような形をしている理由は、広い口でお茶が冷めやすい形だからです。
暑い夏は、冷めやすい形のほうがお茶が美味しくなります。
また平茶碗を使うことで、お茶会がいかにも涼しくなるような演出をすることが出来ます。
しかし、茶道では平茶碗を使わなければならないという決まりはありませんので、真夏であっても、通常の形の抹茶茶碗を用いても問題ありません。

買取実績 PURCHASE RECORD

老舗骨董店の当店ならでは1000点以上の買取実績を写真入りでご覧ください。

茶道具の買取依頼を頂き、一緒に湯呑や抹茶道具の茶碗を茶道具宅配買取でお譲り頂きました。

写真が6枚あります。くわしくはこちら 昭和初期頃の湯吞みです。シンプルなデザインですが、細部まで丁寧に作られており、現在の 陶芸家 ならではの 職人技 がみられる 逸品 で買取させて頂きました。昔の 陶芸 作品の焼き物は、登り窯 のように火をくぐり自然の中で完成します。作品の景色や、状態は、焼きあがるまでわかりません、そこに陶芸作品の面白さがあり、同じ 窯 で同時に焼かれても、一点、一点、違い同じ上がりの陶芸作品はありません。採光の加減で白く光っておりますが、上りも良く未使用品に近い品物で、完品 なので買取させて頂きました。このような湯吞は正式な茶道具にはならず、古道具 ですが面白い作品なので紹介します。 湯呑に似た茶道で使う正式な筒茶碗を紹介します。筒茶碗は、真冬に使う細い型のの 茶碗 で、茶を点てて客にすすめる茶碗がほどよく温かくなくてはなりません、そのために茶碗の形状も湯が冷めにくい筒状になっています。茶碗は楽茶碗の様に、手にした感触がむっくりとした土焼の茶碗がふさわしい筒茶碗です。使い方としては、水屋で湯を入れて温めておいた茶碗に、常のとおり茶巾、茶筅、茶杓 を仕組み持ち出します。ただし、この筒茶碗は、お茶をまぜにくいため初心者にはおススメしません。茶碗のカタチが細く、お茶を混ぜるための「茶せん」をまわしにくくなります。茶を点てるときに安定しません。真冬に使われる茶碗で茶が冷めにくく作られており、細い型のため、手で固定しにくく、茶を点てるときに安定しません。タタミの上では、さらに茶を点てにくくなりますので、筒茶碗は初心者には要注意です。