骨董品買取依頼で出張させて頂き、永楽善五郎の菓子鉢や抹茶道具をお譲り頂きました。
写真が23枚あります。くわしくはこちら
横幅約 23.4cm 縦幅約 20.5cm 高さ約 16.4cm
先に品物を紹介させて頂きます。十六代 永楽即全の作品です。永楽善五郎の最も得意とする乾山写しの 鉢 で、昔の 職人技 が素晴らしい風格や趣きがあり、優雅さが漂う 逸品 です。北大路魯山人もこのような作品を多く作っており、優雅さと美しさは引けを取らない十六代 永楽即全の 名品 だと思われます。写真をご覧のように、大切に保存されていた 逸品 で、保存状態 も未使用品に近く、共箱 が付いております。採光の加減で白く光っておりますが、傷んでいるところはありません。
茶道具の 菓子鉢 で、永楽善五郎の 共箱 なのでお 茶会 で使われる共箱の御道具について説明させて頂きます。お茶会は、始まる前に床の間に共箱を飾り、今日はこの作品でお茶会を始めますと紹介されます。共箱とは、一番最初に購入した時に入っている箱で、共箱や識箱が作品の保証になっており、一番大切な箱です。骨董品 や 茶道具 の共箱や識箱は保証書の代わりになり、共箱が無いと、お茶会に使用できず、買取させて頂いても半値以下になる作家の作品も多くあります。たとえ壊れていても、二度と手に入らないので、また直してもらったり出来るので、捨てないで保存して下さい。
出張は無料で承っておりますので、お気軽にご利用下さい。