中国美術の水墨画の掛け軸を埼玉県入間市のお客様より骨董品宅配買取でお譲り頂きました。時代も新しく絵も下手で後作りの贋作だと思われますが、買取の参考のため紹介しています。
売却例の説明
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この 掛け軸 は 水墨画 で描かれた逸品です。この掛軸は中国美術の作品ですが、時代も新しく絵も 下手 で後作りの贋作だと思われますが、買取の参考のため紹介しています。中国美術の世界では比較的新しい時代の作品で、簡単に 贋物 も作れ、最近では 中国美術 の 真贋 を問うのは非常に難しくなっています。中国の水墨画の歴史は古く、唐代に生まれ、朝鮮、日本に伝わって独自の発展を遂げました。このような新しい水墨画でも、中国では人気があり、日本の明治時代や江戸時代に描かれた 名品 は非常に高価に取引されています。
中国の水墨画について
中国を中心に朝鮮および日本など東アジア文化圏で流行し、独特の発展をみた。墨を主顔料に、これの濃淡や潤渇の度合いによって、人物や動物、山川草木など森羅万象を描き出そうとしたもので、淡彩を施す場合もあるが、基本的にはすべての形象が墨一式で表現された抽象的かつ象徴的な絵画をいいます。彩色しない、墨を基調にした絵画、いわゆる墨絵には、水墨画 とは別に、白描画(はくびょうが)(白画(はくが))とよばれる画法があり、これは墨の描線を主にした輪郭線本位の絵画で、中国では漢、魏(ぎ)以来の長い伝統があります。水墨画は、この白描画の描線の発達とも複雑に関係しながら唐時代(618~907)に発生をみ、墨の濃淡やぼかしによって面的表現を目ざしたところに特色があります。