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橋本雅邦の絹本に描かれた作品です。

橋本雅邦の世界観が見事に表現された 逸品 です。橋本雅邦は、幼い頃から、御用 絵師 の父より狩野派の手ほどきを受け育ちました。明治28年(1895)に開催された 内国勧業博覧会 に出品した斬新な 屏風 は、ダイナミックな構図と色彩感覚で描かれていて、重要文化財 に指定されています。また、1900年のパリ 万国博覧会 に出品した「龍虎図」は銀賞を 受賞 しています。国内外で活躍した 重鎮 で、近代日本画を代表する 巨匠 と呼ばれています。

晩年の作品は、柔らかな筆遣いと、墨色の濃淡で表現した独特の空気感が特徴で、熟達した 技巧 で知られています。特に晩年の 山水画 が高価買取対象です。作家ものでは、やはり、晩年 の洗練された 画風 の作品の方が、買取価格も数段上となります。

多くの作家は、30代、40代ではまだ自分独自の作風には至らず、60代になってやっと作れるようになると言います。若年 期の作品と、自分の 画境 を築いた 晩年 期の作品とでは、やはり、晩年の 全盛期 の作品の方が味わい深く、高価に売買されます。買取のご相談で、よく作家名での価格のお問合せがありますが、作家の名前だけでは価格の決定は出来ません。同じ作家の作品でも、制作年代や題材、出来栄えにより、10倍、20倍と価格が違う場合がありますので、一度ご相談頂ければと思います。この作品は、絹本  に彩色で描かれた140.5×69.5cmサイズの作品です。(No.90)

 

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