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裏千家十一代 玄々斎の一行書を紹介します。

十一代 玄々斎の 一行書 を紹介します。縦105.2×横21.7cmの 紙本 に伸び伸びと書かれた茶席の書画で、鵬雲斎玄室の 極箱 が付いております。茶道諸流派中最大の流派である 裏千家 は、千利休の没後に千宗旦の四男宗室が興こしたことが始まりです。茶の湯 の革命児と呼ばれた玄々斎は大名の血筋で、裏千家の作法を 表千家 と異なる形態にし、茶箱 点前 を考案。好みの 茶道具 も格式に縛られることなく多様化しました。漢籍、謡曲、歌道、香道などにも通じており、茶道の近代化の先駆として高く評価されています。裏千家家元の場合、歴代宗匠の書や手造りの 茶碗茶杓 などが高く評価させて頂けますが、特に 古い時代 の宗匠の作品は現存数も少なく人気があり、特別高価買取対象です。また、若年 期 の作品(前作)と、自分の 作風 を築いた 晩年 の作品とでは、買取価格は5倍、10倍と違ってきます。30代、40代ではまだ自分独自の作風には至らず、60代になってやっと作れるようになるので、晩年の 全盛期 に作られた作品の方が、断然、高額になります。一度、古美術やかたにご相談頂ければと思います。(No.200)