買取実績 buy

骨董品売却依頼で、茶道具に使う鉄瓶をお譲り頂きました。

写真が16枚あります。くわしくはこちら
取手を含む高さ約 20.3cm 摘みまでの高さ約 13cm
注ぎ口を含む横幅約 16.1cm


江戸時代末期から始まった 北前船 は、小樽から坂田、越前を通り、境港や門司そして広島に紀行して大阪まで商いの船旅を繰り返していました。その結果、豪商 と言われる成金やお金持ちが出来、庭には鶴が飼われていた豪邸もありました。そのような人々は、お金にあかして素晴らしい古美術 工芸品 をそれぞれの地方に集め、収集されていた コレクター もおられました。このように地方から買い受けた品物でも、そんなお宅から流出した 名品 に出会う事もあります。

この作品は 金工作品明治時代から大正時代頃の作品で、煎茶道具鉄瓶 です。取っ手は銀で作られており、共箱 が付いております。さすが、菊光堂の作品で、丁寧に作られた、日本の昔の 職人技 が見られる逸品です。全体的に 重量感 があり、彼の作品のなかでも 上手名品 です。

この作品は、競り市やオークションで買い受けた作品ではありません。直接お客様より買取させて頂いた、業界ではうぶ荷と呼ばれる貴重な蔵出しの作品で、さすが、滅多に見られない作品です。このような日本で作られた 骨董品鉄瓶、買取させて頂きます。採光の加減で白く光っておりますが、ご覧のように状態の良い品物です。水漏れ等無く、使用可能です。

近年、銀瓶 や鉄瓶はアジア圏からの輸入品が多くみられますが、当店では、日本の古い茶道具に使われていた作品のみを販売しております。