同じような品物を販売している当店のホームページをご覧になり、骨董品売却依頼で和歌山県まで出張させて頂きました。
売却例の説明
写真が9枚あります。くわしくはこちら
「骨董品 や 古道具 は殆ど処分してしまって無いと母から聞いていましたが、母が亡くなり、整理をしていたら分からない品物が出てきたので、古美術やかたさんのホームページを見ると同じ様な品物を販売されているので買取って頂けませんか」とお電話を頂きました。いろいろな品物があるように話されていたので、和歌山県のお客様ですが説明がてらに出張させて頂きました。ゆっくりと説明させて頂き納得されて買取させて頂きました。
平蒔絵で丁寧に桐の紋模様の蒔絵が施された綺麗な 蒔絵 箱です。三段重のような蒔絵箱で、丁寧に 漆塗 りが施され、昔の 職人技 が素晴らしい逸品です。明治時代末頃から昭和初期にかけて作られた漆芸品で、保存状態 の良い丁寧な作りの作品です。共箱 はありませんが、綺麗な 合箱 に入っています。このような小さな小物入れの様な蒔絵箱は、煎茶道具 や抹茶道具の茶道具にも使われ、遊び心のある面白い作品が多くみられます。漆芸品は非常に傷が付きやすいもので、タオル等の毛羽立ったものでの手入れは止めて下さい。一般的な漆芸品は、耐水性はまあまあありますが、水につけるのは良くないと思われます。濡れ手ぬぐいで軽く拭く程度で十分で、また、洗剤の使用は避け、乾燥の際は直射日光は避けてください。