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品番:D-87

価格:¥380,000-

蒔絵 香合 鴛鴦(おしどり) 販売

写真3 横幅約 10.2cm 縦幅約 4.5cm 高さ約 5.4cm
写真21 横幅約 9.5cm 縦幅約 4.3cm 高さ約 4.5cm

今回掲載させて頂く茶道具は、競り市やオークションで買い受けた作品では無く、江戸時代より7代ほど続いて茶道をされていたお宅が辞められて寄付され、その寄付先より数十点お譲り頂いた茶道具の一部です。うぶ荷と呼ばれる貴重な蔵出しの作品で、現状のまま販売しております。
非常に丁寧に大切に保管されておられた作品です。

この作品は、江戸時代から明治時代頃に作られた香合一対です。
材質は木製で、丁寧な蒔絵が施され、内側や底部にも 梨地 が施されており、香合 としては 上手 の逸品です。
鴛鴦の香合一対で、当時ならではの 高蒔絵 のような 技法 や伝承された色々な蒔絵の技法が使われており、人件費が高騰した現在ではなかなか見られない、丁寧に時間をかけて作られた漆芸作品です。
内側や底部には丁寧に 梨地 が施され、さすが昔の 職人技 が素晴らしい 逸品 で、上品さの中に躍動感や迫力、水鳥の愛らしさも見られ、優雅で 細密 な作品は当時でも高価な逸品です。
長年の時代を経てきた風格が見られる立派な合わせ箱で、所蔵者の蔵番が付いております。

ご覧のように、採光の加減で白く光っておりますが、大切に 伝承 されてきた逸品で未使用品のような品物です。
このような大切に伝承されてきた昔の品々は世界のお客様に絶大な人気があり、高価買取させて頂きます。

◆日本の伝統工芸作品は、近代産業の無い江戸時代から明治時代に代わり、世界の仲間入りをした日本は、外貨を稼ぐ方法がありませんでした。
しかし、日本の伝統工芸作品は、ヨーロッパや世界の万国博覧会に出品すると、絶大な人気で、一躍日本独自の美術品として有名になりました。
この為、政府は工芸作品輸出に力を注ぎ、この頃、帝国技芸員の制度も出来、明治から昭和初期頃は素晴らしい名品が生まれる時代となりました。

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買取実績 PURCHASE RECORD

老舗骨董店の当店ならでは1000点以上の買取実績を写真入りでご覧ください。

数点の伊万里焼の骨董品持ち込み買取を頂き、お譲り頂きました。

写真5枚あります。くわしくはこちら アンティークや 古道具 の部類の 花瓶 ですが、面白い 図柄 が綺麗に丁寧に描かれており買取しました。色絵 の可愛らしい図柄が手描きで描かれており、非常に上がりの良い 置物 で買取しました。この作品は香蘭社の作品で、分類すると伊万里焼です。香蘭社も美術 陶芸 作品を販売しておりますが、戦争中の不景気な時には碍子を作り、不況を乗り越えて現在があるようです。割れや欠けも無く、保存状態 の良い、綺麗な骨董品で大きさも丁度使いやすいサイズです。採光の加減で白く光っておりますが、ご覧のように状態の良い品物です。 伊万里焼 について、 佐賀県有田町では、豊臣秀吉の朝鮮出兵の際、多くの藩が陶工を日本へと連れ帰りました。1616年に、その中の一人、韓国の陶工・李参平(りさんぺい)が有田東部の泉山で 白磁 鉱を発見して、伊万里焼を焼いたのが始まりです。伊万里焼は、日本の 陶磁器 の元祖で、製造方法も丁寧に原材料の土をふるいにかけ、良い土だけ使われておりましたが、その後各地で伊万里焼の真似をした 下手 の作品が多くでまわり作られ、簡単な製造方法で、大量生産の為、土も悪く雑な作品でした。また、伊万里市南部では、藩窯である鍋島焼も生産され鑑賞陶磁として現在でも高価に取引されております。