買取実績 buy

三重県伊賀市のお客様より面白い煎茶道具や抹茶道具の茶道具売却依頼を頂き、出張してお譲り頂きました。

売却例の説明
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先に品物を紹介させて頂きます。材質は今では見られない黒柿で、黒柿ならではの木目を生かした美しい 香合 です。昔ながらの材質の黒柿に、可愛らしい翡翠の 図柄螺鈿を用いて丁寧に描かれており、伝承 された昔の 職人技 の器に現代アート的な図柄で、楽しい 逸品 です。このような螺鈿の蒔絵は日本の 骨董品 でもよく見られ高価買取させて頂いております。輪島塗 の蒔絵師、喜三誠志(1961年~)の作品で、殆ど使用されることも無く、綺麗な 共箱 が付いております。採光の加減で白く光っておりますが、ひび割れ等なく、ご覧のように 保存状態 の良い品物で、未使用品に近い 香合 で高価買取させて頂きました。

この香合は蒔絵の香合ですが、綺麗な香合なのでついでに香合について説明させて頂きます。香を入れる蓋(ふた)付きの器で茶器のなかではもっとも小器ながら、きわめて多くの 愛玩(あいがん)的資質を備え、古来茶人たちに珍重されてきました。香合は炉用、風炉(ふろ)用のほか、炉・風炉兼用があり、材質も 陶磁器 をはじめ漆器、木地(きじ)、貝、金属、竹のほかに、自然の果実を加工したものなど実に多岐にわたります。元々は 茶道具 の抹茶道具でしたが最近では 煎茶道具 にも使われております。

このお客様のご事情は、骨董品や茶道具の売却依頼を最近では一日、二~三軒のお宅より頂く事があります。古美術やかたは開店して50年近く営業しており、営業実績をホームページでご覧になり、このように骨董品や茶道具の売却依頼を頂くのだと感謝しております。このお客様も他府県の三重県の伊賀市にお住まいのお客様ですが、古美術やかたのホームページをご覧になりお問い合わせを頂いたのだと思われます。しかし、このような綺麗な茶道具の売却依頼は少なく、保存状態の悪い 諸道具 が多くあります。このお客様の品物は綺麗な蒔絵で保存状態も良く、数点の作品をお譲り頂きました。

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