石川県小松市のお客様より骨董品出張買取依頼を頂き、掛軸を数本お譲り頂きました。昔の近衛公の歌が書かれた掛け軸で、古い表具で裂も珍しく面白い掛物なので紹介します。
売却例の説明
写真4枚あります。くわしくはこちら
本紙は 紙本 です。古い時代 の作品ですが、昔のままの表具で、裂 も珍しく、面白い掛物です。昔の近衛公の歌が書かれた掛け軸のようですが、昔の 著名 な人物や中国の掛軸等は非常に高価買取できる作品もありますのでご相談ください。ご覧のように、長年の時代を経てきた味わいのある作品ですが、保存状態 の良い 掛軸 で、軸先は木製で出来ております。このような水墨画や 古書画 は 高僧 や著名な作家でなくても、海外のお客様に人気がり、買取価格は安くなりますがお引き取りさせて頂く事がよくあります。このような 逸品 は禅語として海外のお客様に人気です。著名な作家や 高僧 が書かれた作品でなくても、昔の面白い書体で禅語が書かれていれば 墨蹟 として人気です。
茶掛け の書について説明します。
精神を重視する自由で人間味に富んだ禅僧の書が好まれ、その書は、各人が自在に自己の人間性を表現するものであり、茶席に掛け、その深い禅味を味わい、自身の向上や主客の心を通わせます。禅と茶道、そして墨跡と茶道の結びつきに大きな役割を果たしたのが一休宗純で日本文化に禅思想の影響を与えました。茶道は室町時代以後、禅に精神的な拠り所を求め、茶人にとって参禅は不可欠なものとなっりました。やがて民間にも広まり、その後、茶道の発達にともないその表装も贅をつくすようになり、永く国民に珍重されました。