かほく市に出張させて頂き、数点の根付を売却頂きました。
売却例の説明
写真が13枚あります。くわしくはこちら
横幅約 4cm 縦幅約 2.3cm 高さ約 3.7cm
銀行からのご紹介で、遠くの地方のお宅まで、査定と見積もりに伺いました。石川県でも日本海沿いのかほく市のお客様で、地方でも昔から続いた 商家 のお宅で、日本海側の外海で輪島地方と関係があるようで、北前船の取引でも関係されていたお宅のようで、大きなお蔵が有り大切に 諸道具 や 古美術工芸品 を保存されていました。やはりこのような 骨董品 の 愛好家 のお客様は、専門の古美術骨董品店に査定や鑑定して貰うのが一番だと思われ、当店の祇園骨董街の古美術やかたに紹介頂いた事を光栄に思います。大正時代前後の象牙の根付です。コレクター の方より、直接買い付けた品物です。「青堂」と 在銘 ですが、作者についてはよくわかりません。古い時代 の、丁寧で味わいのある 職人技 が冴える逸品で、彫る技法が素晴らしい形彫根付です。長年の時代を経てきた味わいがあり、ご覧のように、保存状態 の良い 根付 です。採光の加減で白く光っております。近年、根付類はアジア圏からの輸入品が多くみられますが、当店では、日本の古い品物のみを販売しております。このような日本で作られた 骨董品 の根付、買取させて頂きます。
このような形彫根付は沢山出回っており日本を代表する美術品です。今回は形彫根付の説明を少しさせて頂きます。 根付 の形や種類として一般的に知られているのが、形彫根付です。この根付は人物や動物を立体的に彫りこんだ作品です。普通根付には紐通し穴がありますが、これらの形彫根付では絡んで彫り込んだ足や手を、紐通しとして使われていることが多くあります。この根付が一番よく見られる根付です。他には面根付やからくり根付があります。このような技術は 日本独自 の 職人技 で、 伝承 された彫る 技法 が昔から受け継がれております。小さな作品の絶妙の技法は、日本独自の 伝統技術 で世界中に知られております。このような根付の過去の海外のオークションでは、数千万の取引価格の作品もあります。
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