買取実績 buy

骨董品売却依頼で、蒔絵の小箱をお譲り頂きました。

売却例の説明
写真が14枚あります。くわしくはこちら
横幅約 10cm 縦幅約 13cm 高さ最大約 6.7cm

このような 蒔絵 が描かれた小品は最近人気があり、アジアのお客様にお買い求め頂いております。時代は明治時代後半に作られたものだと思われます。材質は木製で、蒔絵が施されております。木にとまった蝉の 図柄 が 研出絵 や 高蒔絵 で描かれており、昔の 職人技 が生かされた 逸品 です。補修された所も無く、しっかりした作品で現在でも普通に使える品物です。このような 蒔絵 が描かれた作品は沢山ありますが、保存状態 が良い 逸品 のみ、販売できるので、傷んでいる作品が多く、なかなか買取できる作品はありません。採光の加減で白く光っておりますが、凹み等なく、保存状態 の良い品物です。

この 蒔絵 は、平蒔絵が殆ど使用されています。平蒔絵について少し説明します。平蒔絵には消し平蒔絵と磨き平蒔絵があります。消し平蒔絵は、漆を使って出来るかぎり薄く絵を描き、その上に消し金粉と呼ばれる金粉を粉筒または真綿に付けて蒔きます。漆の部分には全て金粉が付着し、蒔いた跡がはっきりと表れます。漆が乾いたら、摺り漆をし再度乾かします。この工程によって金粉がしっかり付着します。漆塗 が乾いたところで、完成となります。磨き平蒔絵は、消し金粉より粒子の粗い金粉を蒔きます。その後は消し平蒔絵と同じ手順ですが、最後に漆が乾いた後、金粉の上からさらに磨き作業を行い、完成となります。消し平蒔絵に比べて、より光沢のある蒔絵になり高価買取させて頂きます。

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