買取実績 buy

骨董品売却依頼で、蒔絵の高月をお持ち頂きました。

売却例の説明
写真が18枚あります。くわしくはこちら
直径約 21.5cm 高さ約 16cm

昔に 古道具美術品 は処分して自宅には何も無いと母から聞いていましたが、古い何か分からない昔の古道具が出てきたので、買取して頂きたいと話され来店頂きました。一点だけや、二点程の品物をお持ち頂く場合が最近では多くあります。こんな物、あんな物と思わず、遠慮せず買取や査定で、お持ち頂ければご相談させて頂きます。この作品は高月で、上に食べ物を載せて使う 古道具 です。この 逸品 の材質は、木製でご覧のように綺麗な蒔絵が施されております。この 蒔絵 は平蒔絵で、丁寧に描かれた蒔絵です。食べ物を載せるので平蒔絵で描かれております。明治時代から大正時代頃の作品で、丁寧な仕事が施されております。このような 古い時代 の木製の作品は、乾燥して変形している品物が多くありますが、この作品は綺麗に残っておりました。採光の加減で白く光っておりますが、傷みも無く、ご覧のように 保存状態 の良い品物です。

この高月のように、物を置いたりする場合は、平蒔絵や 研出蒔絵 の作品が多くあります。表面が均一になっている為、物を置いても傷がいかず、便利です。ついでに研ぎ出し蒔絵の説明もさせて頂きます。表面を強く傷つけたり、意識的に削らない限り金粉が取れません。平安時代に大きく発展し完成した 技法 で、漆を上塗りして塗りを完成させる前の段階の 漆器 に対して、平蒔絵の要領で 蒔絵 を施します。蒔絵が乾いた後に最終の上塗りをします。塗込みと呼ばれる工程で、絵や文様を含んだ器面全体に黒呂色漆を塗り重ねることが、平蒔絵との最も大きな相違です。研出蒔絵 は平蒔絵のような直接の光り方をせず、落ち着いた光を放つので、最後の研ぎの工程により、金粉をどれだけ美しく出せるかが技術の差です。

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