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兎 置物・沼田一雅 売却済

横幅約 5.1cm 縦幅約 3cm 高さ約 2.6cm

材質は 銅器(ブロンズ)で、作者は沼田一雅です。
小品ですが、今にも動き出しそうな可愛い兎の ブロンズ像 です。
顔の表情や毛並みの表現がさすが昔の 職人技 と思わせる、素晴らしい細工が施されております。
長年の年月を経てきた作品ですが、保存状態 も良く傷んでいるところはありません。

沼田一雅の作品で、時代は明治時代から昭和初期に作られた 逸品 だと思われます。

沼田一雅は、明治6年福井市に生まれ竹内久一に 師事、ヨーロッパで陶磁器 彫刻 を学び昭和29年没。
明治時代から昭和時代にかけて活躍した 陶磁器 彫刻作家で、たびたびヨーロッパに外遊しロダンにも直接学び、昭和初期にはフランス国より数々の勲章を 受賞、日本では東京美術学校の 教授 となり、帝展 審査員文展 審査員を務め、正四位勲四等、恩賜賞受賞著名な作家です。

陶磁器彫刻作家の作品で日本では干支の兎ですが、非常に丁寧な作りで、表現力豊かな逸品です。
この作家は動物をモチーフにした作品が多く、その表情や素朴で力強い造形表現方法に、伝承 された昔の職人技やヨーロッパの造形表現の力強さが見られる作品です。

D-130やD-149の作品と同じ先々代が 銅器 やブロンズのコレクターだったお客様から直接買取させて頂いた逸品で、昔の コレクター ならではの面白いブロンズを数点買い受けさせて頂いた中の一点です。
このコレクターは高村光雲や沼田一雅の 著名 な作家のブロンズも一緒にお譲り頂いた 愛好家 で、作品の蓋裏に 東都神田今川橋 銅好会 花押 捺印が有る品物もあり、レベルの高い専門的な愛好家だったと思われます。順次紹介させて頂きます。

このような昔の職人技が素晴らしい 金工作品 は、高価買取させて頂きます。

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買取実績 PURCHASE RECORD

老舗骨董店の当店ならでは1000点以上の買取実績を写真入りでご覧ください。

骨董品宅配買取依頼で刀装具の鐔をお譲り頂きました。

写真29枚あります。くわしくはこちら この鐔の材質は四分一の骨董品で、時代は江戸時代の刀装具の 鍔 です。ご覧のように、周りは素銅で覆われており、鉄線のような植物の金銀象嵌が施されており買取しました。中心の 四分一 の部分には丁寧で細かい石目地模様が施され、植物の桐の象嵌細工や彫金細工が施されており江戸時代の 骨董品 で買取させて頂きました。このように珍しいデザインの鍔で、手間のかかる 技法 で 象嵌細工 や 彫金細工 が丁寧に施され、江戸時代の 職人技 のなかでも当時の技法の素晴らしさが光る骨董品の 刀装具 の鐔です。採光の加減で白く光っておりますが、ご覧のように 保存状態 の良い品物です。このような 古い時代 の刀装具の鍔は高価です。 着色された鍔なので、黒四分一の合金について説明します。 四分一を40%と 赤銅 を60%合わせたものに、さらに金を1%混ぜた合金のことです。煮色仕上げで赤銅の青みがかった黒とは異なった黒色が得られます。この作品は四分一合金、別名朧銀とも言われている制作技術と同じように用いられる技法で、四分一合金とは色合いや質感が変わり、独特の優雅さが生まれ、一部の 愛好家 には特に好まれます。