販売商品 product

品番:D-233

価格:¥100,000-

兎 置物 販売・沼田一雅

横幅約 5.1cm 縦幅約 3cm 高さ約 2.6cm

材質は 銅器(ブロンズ)で、作者は沼田一雅です。
小品ですが、今にも動き出しそうな可愛い兎の ブロンズ像 です。
顔の表情や毛並みの表現がさすが昔の 職人技 と思わせる、素晴らしい細工が施されております。
長年の年月を経てきた作品ですが、保存状態 も良く傷んでいるところはありません。

沼田一雅の作品で、時代は明治時代から昭和初期に作られた 逸品 だと思われます。

沼田一雅は、明治6年福井市に生まれ竹内久一に 師事、ヨーロッパで陶磁器 彫刻 を学び昭和29年没。
明治時代から昭和時代にかけて活躍した 陶磁器 彫刻作家で、たびたびヨーロッパに外遊しロダンにも直接学び、昭和初期にはフランス国より数々の勲章を 受賞、日本では東京美術学校の 教授 となり、帝展 審査員文展 審査員を務め、正四位勲四等、恩賜賞受賞著名な作家です。

陶磁器彫刻作家の作品で日本では干支の兎ですが、非常に丁寧な作りで、表現力豊かな逸品です。
この作家は動物をモチーフにした作品が多く、その表情や素朴で力強い造形表現方法に、伝承 された昔の職人技やヨーロッパの造形表現の力強さが見られる作品です。

D-130やD-149の作品と同じ先々代が 銅器 やブロンズのコレクターだったお客様から直接買取させて頂いた逸品で、昔の コレクター ならではの面白いブロンズを数点買い受けさせて頂いた中の一点です。
このコレクターは高村光雲や沼田一雅の 著名 な作家のブロンズも一緒にお譲り頂いた 愛好家 で、作品の蓋裏に 東都神田今川橋 銅好会 花押 捺印が有る品物もあり、レベルの高い専門的な愛好家だったと思われます。順次紹介させて頂きます。

このような昔の職人技が素晴らしい 金工作品 は、高価買取させて頂きます。
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買取実績 PURCHASE RECORD

老舗骨董店の当店ならでは1000点以上の買取実績を写真入りでご覧ください。

茶道具の買取依頼を頂き、一緒に湯呑や抹茶道具の茶碗を茶道具宅配買取でお譲り頂きました。

写真が6枚あります。くわしくはこちら 昭和初期頃の湯吞みです。シンプルなデザインですが、細部まで丁寧に作られており、現在の 陶芸家 ならではの 職人技 がみられる 逸品 で買取させて頂きました。昔の 陶芸 作品の焼き物は、登り窯 のように火をくぐり自然の中で完成します。作品の景色や、状態は、焼きあがるまでわかりません、そこに陶芸作品の面白さがあり、同じ 窯 で同時に焼かれても、一点、一点、違い同じ上がりの陶芸作品はありません。採光の加減で白く光っておりますが、上りも良く未使用品に近い品物で、完品 なので買取させて頂きました。このような湯吞は正式な茶道具にはならず、古道具 ですが面白い作品なので紹介します。 湯呑に似た茶道で使う正式な筒茶碗を紹介します。筒茶碗は、真冬に使う細い型のの 茶碗 で、茶を点てて客にすすめる茶碗がほどよく温かくなくてはなりません、そのために茶碗の形状も湯が冷めにくい筒状になっています。茶碗は楽茶碗の様に、手にした感触がむっくりとした土焼の茶碗がふさわしい筒茶碗です。使い方としては、水屋で湯を入れて温めておいた茶碗に、常のとおり茶巾、茶筅、茶杓 を仕組み持ち出します。ただし、この筒茶碗は、お茶をまぜにくいため初心者にはおススメしません。茶碗のカタチが細く、お茶を混ぜるための「茶せん」をまわしにくくなります。茶を点てるときに安定しません。真冬に使われる茶碗で茶が冷めにくく作られており、細い型のため、手で固定しにくく、茶を点てるときに安定しません。タタミの上では、さらに茶を点てにくくなりますので、筒茶碗は初心者には要注意です。