販売商品 product

品番:K-06

価格:¥200,000-

櫛・笄 金工作品

櫛 横幅約 7cm 縦幅約 3.5cm 厚み約 0.6cm
笄 長さ約 18.5cm 横幅約 1.2cm 縦幅約 1cm

時代は大正時代前後に作られた櫛・笄です。
作者は彫金家 桂光春(明治4年~昭和37年)で、パリ万国博覧会に出品するなど明治時代を代表する作家で、海外でも活躍し高く評価されている著名な作家です。
材質は べっ甲 です。
ご覧のようにべっ甲の素材に非常に丁寧な金工細工が施されており、櫛簪の種類では殆ど見られない 名品 です。
べっ甲の素材に素晴らしい 金工細工 が覆われており、特別注文で作られた作品です。
櫛と笄には昔の職人ならではの素晴らしい 彫金細工 や蟹の象嵌細工が施されております。
さすが別注の作品で、裏表に素晴らしい波の 彫金細工 が施され、また表側には蟹の象嵌細工で、当時でも櫛笄には見られない贅沢で優雅な作品です。
現在では見られない当時ならではの昔の 職人技 が冴える貴重な名品です。
採光の加減で白く光っておりますが、保存状態 の良い品物です。

昔の細工の良い櫛、笄は買取させて頂きます。

桂光春(明治4年~昭和37年)東京出身、本名は桂 米次郎。
明治15年彫金家豊川光長に彫金を学び、27年明治天皇銀婚式に東京市から献上の御物を師の光長と共に制作しました。
28年東京彫工会展で受賞、30年に独立。
内外の博覧会、展覧会、競技会などに出品、受賞した。
43年英国王戴冠式の際、皇室献上の純銀製金象嵌大落盛器の鳳凰の図を制作しました。
大正3年日本美術協会、東京牌工会、日本金工協会の審査員、鑑査主任となりました。
13年政府の依頼でパリ 万国博覧会 に掛額「元禄踊の図」「游鯉の図」を出品、昭和4年 帝国美術院 推薦となりました。
5年ベルギーのリエージュ万国産業 博覧会 に飾皿を出品、大賞牌を受けました。
8年シカゴ万国博覧会に銀製の宝石箱を出品、受賞
11年オランダ女王の慶事に在日オランダ人一同献上の「朧銀花瓶渓山幽煙の図」を依頼されて制作しました。

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買取実績 PURCHASE RECORD

老舗骨董店の当店ならでは1000点以上の買取実績を写真入りでご覧ください。

水墨画の掛軸や日本画の売却依頼を頂き、数本の掛け軸を骨董品宅配買取でお譲り頂きました。

写真が2枚あります。くわしくはこちら この掛け軸は 紙本 に描かれており、共箱や合わせ箱もありません。しかし 保存状態 の良い 掛軸 です。この掛け軸は水墨画で文人 画家 が描かれた 逸品 だと思われます。日本画 の水墨画の掛け軸の歴史は古く、大陸より日本に伝わって独自の発展を遂げました。現在このような水墨画は中国やアジアのお客様にも人気があり、日本の明治時代や江戸時代に描かれた 禅語の逸品は 骨董品 や 茶道具 として人気があり高価買取させて頂きます。このような掛け軸は買取させて頂きます。 掛軸の保存方法について説明します。掛軸の一番の大敵は、汚れや傷みで、特に蔵シミは最大の問題です。簡単に蔵シミと言いますが、表具の表や裏側までシミが入ると綺麗にするのは大変で、時には表具のやり直しをしなくてはいけません。現在保存されている皆さん、箪笥に仕舞い込んだままでは、蔵シミは増えるばかりです。特別な事はしてもらわなくても、年に数回は床の間に掛軸を掛けて使用して頂くのが、蔵シミの一番の防止対策です。